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石原裕次郎ファン垂涎!100点を展示する「大型ポスター展」が開催

映画スター裕次郎は永遠だ。
映画スター裕次郎は永遠だ。

 俳優・石原裕次郎主演作のポスター約100点を展示する「大型ポスター展」が9日~14日、横浜市港南区民文化センター「ひまわりの郷」ギャラリーで開催される。2017年7月に朝日新聞出版が創刊した日活東宝石原プロモーション製作の98作品をリリースする「石原裕次郎DVDコレクション」が今春にコンプリートしたことを記念して行われるもの。没後34年、さらに裕次郎さん設立の芸能事務所「石原プロモーション」は今年1月に解散したが、映画スター裕次郎は永遠だ。

【画像】昭和の大スター!石原裕次郎シアター DVDコレクション

裕次郎作品はヒロインも魅力的
『あいつと私』の芦川いづみ、『夜霧よ今夜も有難う』の朝丘ルリ子など裕次郎作品はヒロインも魅力的。

 会場を埋め尽くす老若男女を虜にした裕次郎さんの躍動感あふれるポスターの数々。所有者はコレクターであり、本展の主催者である諸星日出男さん。神奈川県逗子市出身の諸星さんは、地元が生んだスターである裕次郎さんに惚れ込み、15歳頃からポスターを集め始めた。上映の終わった映画館から頂いたり、骨董店や映画ポスター専門店などから購入し、全作品のポスターがそろうまで約50年の歳月を費やしたという。

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諸星日出男
石原裕次郎&小林旭の日活2大スター作品の告知ポスターを掲げる諸星日出男さん。

 中には裕次郎さんの代表作『嵐を呼ぶ男』(1957)のツーシート(B1サイズ2枚分)のように日活も所有していない貴重なポスターもあるという。諸星さんは「昔は映画館でも上映が終わったら破棄するのが当たり前で、よく映画館にお願いして頂いてました。特に大型ポスターは保管するにも場所を取るので、映画会社でも残していなかったのでしょう。今となってはもったいないことをしましたね」と説明する。

会場
躍動感ある裕次郎さんのポスターで埋め尽くされた会場の様子。

 また、裕次郎さんの主演作のほか、日活の2大スター小林旭と、さらに2人に赤木圭一郎さんと和田浩治さんを加えた4大スター「日活ダイヤモンドライン」の作品をプッシュしたポスターもある。裕次郎ファンのみならず、映画ファンにとっては日活の当時の勢いと“映画スター”が存在していた映画史の1ページに触れる格別の機会となりそうだ。(取材・文:中山治美)

「石原裕次郎DVDコレクション 日活・東宝・石原プロ製作98作品」完成記念 大型ポスター展は4月9日~14日、横浜市港南区民文化センター「ひまわりの郷」ギャラリーで開催(入場無料)

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