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大沢たかお、俳優生命をかけてぶつかった『AI崩壊』撮影で満身創痍

主演を務めた大沢たかお
主演を務めた大沢たかお

 俳優の大沢たかおが17日、品川プリンスホテルで行われた映画『AI崩壊』の完成報告会見に出席し、本作について「俳優生命をかけてぶつからなくては」という思いで撮影に臨んだことを明かした。この日は大沢とともに賀来賢人岩田剛典広瀬アリス三浦友和入江悠監督も来場した。

【動画】大沢たかお、過酷すぎる撮影に「生きて終われるのか…」

 本作は、AI社会になった近未来の日本を舞台に、暴走した人工知能が日本中を大惨事に巻き込むさまを入江監督がオリジナル脚本で描くSFサスペンス。完成報告のこの日、大沢は「昨年の12月中旬にクランクインして、今年2月まで約2か月半かけて完成しました」と晴れやかな表情であいさつを行った。

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 大沢が演じるのは、AIを暴走させたテロリストとして、警察のAI監視システムによって追い詰められていく天才科学者。劇中では壮大な逃亡劇が繰り広げられるため、撮影はなるべくCGは使わずに行われたという。大沢は「CGを使ってくれるのかなと思ったら使ってくれず、スタントがあるのかなと思ったら自分で走ってくれと言われて。貨物船を借りたり、名古屋では街を封鎖して撮影したり、地下の下水道を撮影するために大阪へ行ったり。日本映画の大作という意識でやろうと話し合って、必死でやりました」と誇らしげに語る。

 主人公・桐生の役づくりについては「トム・クルーズがやりそうな映画なのですが、残念ながら僕は彼じゃないので、大きく考え方を変えないといけない。ハリウッド映画に負けない部分は何かと考えると、リアリティーある人間を表現することじゃないか」と説明した。「みなさんのご主人や恋人、近所にいる男の人、そんな身近な人が危機を解決するほうが観ている人も同じ目線でハラハラしてくれるのでは、と思いました」と振り返る。

 しかし、アクションシーンに関しては「大変じゃないところがなくて、いつ終わるのかなと思ってやっていました」と笑う大沢。「俳優たちが実際に身体や手を使って、エネルギーを画面に映していかないと、お客さんは喜んでくれない。けっこう身体を痛めたのですが、(その姿に)監督は幸せそうな顔でしたね」と付け加えた。

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 最後に大沢は「私事ですが、2年ほど休んでいて去年ようやく現場に戻ろうと思い、そのときに決めたのがメーターを振り切っているような、一番挑戦している作品だけをやって俳優人生を終えようということです」と語る。続けて「(本作は)最初に企画をもらった時点から、(企画・製作幹事の)日本テレビさんは何を考えてこんなに難しい企画で、これほどのお金をかけて勝負するんだ、と意気を感じた。これは自分の俳優生命をかけてぶつからなくてはと思って、参加した作品です」と力強く口にした。(取材・文:壬生智裕)

映画『AI崩壊』は1月31日より全国公開

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