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ファンタビ新作、観たらやっぱりすごかった!<ネタバレなしレビュー>

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を一足早く鑑賞してきました。本作の舞台はパリ。魔法のスケールも、かわいい魔法動物たちも一層パワーアップして、ニュートとその仲間たちとの関係もよりドラマチックに! ハリー・ポッター魔法ワールド最新作はやっぱりすごかった!(編集部・市川遥)

魔法が超スケールアップ!グリンデルバルド強すぎる!

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 危険な思想と世界を脅かすほどの強大な力を持つ“黒い魔法使い”グリンデルバルドが脱獄するところから始まる本作。その脱獄シーンを筆頭に、グリンデルバルドが見せる魔法の数々がものすごい。目にも留まらぬ速さで高度な魔法を次々と繰り出していきます。演じているのは、ジョニー・デップ。放つのは命を奪う残酷な魔法なのですが、まるでオーケストラを指揮するように杖を振る優美な姿で人の心を奪っていくさまは、カリスマ性にあふれています。

いたずらっぽく輝く青い目!若きダンブルドアがチャーミング

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 ホグワーツの校長になる前の、教授時代の若きダンブルドアにふんしたのはジュード・ロウ。ジュードは、ダンブルドアのいたずらっぽくキラキラ輝く青い目も完璧に再現しています。かつてダンブルドアの下で学んだ主人公ニュートは、大人になった今もダンブルドアに翻弄されっぱなし。秘密主義で人を操るところがあるダンブルドアと、曇りのない目で物事を捉える心優しいニュートの掛け合いは、チャーミングでありながらとってもスリリングです。

素直になれない二人!ニュートとティナの恋がかわいい!

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 惹かれ合いながらも離れ離れになった魔法動物学者のニュートと、米国魔法議会(MACUSA)の闇祓いティナ。本作で二人は再会することになりますが、その間にいろいろこじれてしまっていて、言葉が足りないニュートと素直になれないティナがもう……本当にかわいすぎる! いまだかつてこんなにも愛すべきカップルがこの世に存在したでしょうか? ティナへの思いがあふれまくっている、めちゃくちゃキュートな恋するニュートにキュンキュンしっぱなしです。

おなじみのあの子も新キャラも!魔法動物が大活躍

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
猫じゃらし的なものに目がないズーウー

 長く鋭い指でどんな錠前でも開けてしまうボウトラックル(ニュートのお気に入りはピケット君)や、目ざとくキラキラした物を見つけて自分のものにしてしまうニフラーといった、愛され魔法動物たちも大活躍! 特にニフラーはニュートの魔法とのコラボで活躍するシーンがあり、この辺りは主人公が魔法動物学者だからこその面白さです。ニフラーに赤ちゃんがいたり、ライオンのような巨大なズーウーなど、新たな種類の魔法動物が登場するたびにワクワクし、彼らに分け隔てなく愛を注ぐニュートにはうっとり。

愛がつないで愛が引き裂く…『ハリー・ポッター』と共通する深いテーマ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 『ハリー・ポッター』ではヴォルデモート卿からハリーを護るのが死んだ母の愛の力だったりと、“愛”が物語の根底に流れる大きなテーマでしたが、それは本作にも引き継がれています。ハリー・ポッター魔法ワールドの生みの親であるJ・K・ローリングが脚本を執筆した本作での愛は、ただ互いをつなぐだけでなく、その強さゆえに互いを引き裂く力にも成り得て……。二転三転するサプライズたっぷりなストーリー展開と今まで見たこともないような魔法の数々に夢中になれる一方で、そんな深いテーマが胸にずしりと響きます。

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日より3D/4D/IMAX同時公開 公式サイト

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Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (c) J.K.R.

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