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イケメン調査隊

戦隊ヒーローから新たなラッキーボーイ誕生!

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『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』岐洲匠【第124回:イケメン調査隊】

岐洲匠

インタビュー INTERVIEW

岐洲匠

Q:ヒーローを演じる気分って、どんな感じですか?

とにかく楽しいです。僕はヒーローが子どもの頃から好きだったし、仮面ライダーは今も見たりするぐらい、ヒーローが好きなんです。『アベンジャーズ』シリーズも好きで、バカな発言ですけど、いつか出たいって思っているんです(笑)。「宇宙戦隊キュウレンジャー」をやって、舞台あいさつなどで子どもたちが応援してくれるのを見ると、ものすごく責任も感じます。ヒーローって、お手本になるものだし、子どもたちが憧れて、キュウレンジャーみたいになりたいと思ってくれるように、カッコよくて強い自分でいないといけないと。身が引き締まります。実際の僕は落ち着いてるほうなんですけど、ラッキーは明るくて元気なキャラ。だから、演じるときはそのキャラをちゃんと作ってその場に臨みます。

Q:具体的にはどんなヒーローが好きなんですか?

仮面ライダークウガです。子どもの頃は一番好きで、弟と真似てやってました。でも、幼稚園に行くと、みんな戦隊好きで、僕だけが仮面ライダー派だったので、ヒーローごっこをすると、「ひとりだけ敵!?」みたいになっちゃって(笑)。

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岐洲匠

Q:そんなに仮面ライダー好きなのに、戦隊シリーズでデビューして、仮面ライダーに出たいとは思わなかったんですか?

出られるなら出たいです。戦隊のオーディションなのに、「仮面ライダーが好きです」って言ってしまったぐらいなので(笑)。でも、戦隊シリーズをやってみたら、戦隊の楽しさや面白さを実感したんです。それに、僕が演じているレッドはとにかくカッコいい。9人いるメンバーの中心的存在でチームを引っ張っていく。そんなキャラクターを演じられて、僕は誇りに思っています。

岐洲匠

Q:9人のメンバーの中で、ムードメーカーは誰ですか?

銀髪(ナーガ・レイ役)の山崎大輝かな。でもみんな仲良くて、みんながムードメーカーだったりします。全員個性的だけど、ずっと面白いテンションでいいバランスが取れていると思います。メンバーの中で一番年上(鳳ツルギ役)が南圭介さん。あんなに器が広い人、見たことないです。本当に優しくて、何をしても怒らないから、みんなからもいじられ放題。一番年下は(佐久間小太郎役の)田口翔大くんが13歳。でもむちゃくちゃ賢い13歳で大人なんです。だから、32歳の南さんと13歳の翔ちゃんが同世代になってしゃべって(笑)。それに、翔ちゃんはもう芸能界に10年ぐらいいるので、僕にとっては先輩なので、演技のことは一番相談してます。まるでコナンみたいで、みんなからもコナンって呼ばれてます。

岐洲匠

Q:今回の映画では『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の石垣佑磨さんも出演していますね。

石垣さんとは一度、テレビシリーズの18話で共演しているんです。会う前は緊張しました。『ギャバン』では筋肉モリモリで、目がギラギラして怖いイメージがあったので(笑)。ところが、会ってみたら、優しくて、とても熱い方だった。演技に関しては、ギャバンも強いキャラだけど、ラッキーは「宇宙で一番ラッキー」で超ポジティブだから負けてられないんです。石垣さんは本当に熱いし、なんか本当にギャバンになりきって宇宙人とリアルに戦っている感じがして。石垣さん自身なのか、ギャバンなのかわからなくなるぐらい。そんな石垣さんに負けないように演じなくてはと思うから、相乗効果で僕の明るさも強くなった気がします。

岐洲匠

Q:役名がラッキーですけど、撮影現場で自分がラッキーだと思うことは?

今のメンバーと出会えたことがラッキーです。そして、石垣さんと共演できたことも貴重だし。スタッフの方たちも素晴らしいんです。素敵な監督さんに出会えたこともそうだし、超ベテランのカメラマンさんと出会えたことも、僕にとってはラッキー。それからスーツアクターさんたちとお仕事ができたこともいい経験になったと思っています。中には仮面ライダーBLACKに入っていた人もいて。もうベテランを超えてレジェンド。初めの頃はそんなスーツアクターさんたちの動きに驚きました。指先まで全部筋肉というか、神経が通っているみたいに表現がスゴイですよ。体だけですべてを表現しなくちゃいけない。その濃さに潰されないように、僕たち役者は頑張らなくちゃいけない。だから、みんなのキャラがどんどん濃くなっていった。変身するときに、名前を名乗るんですけど、実はあれ、毎回録り直しているんです。だから1話から全部見直すと、みんなの声のノリや強さも変わっているし、どんどんうまくなっているのもわかるんです。役名からラッキーボーイだねって言われてましたけど、本当にラッキーでした。

岐洲匠

Q:そういう意味では、松坂桃李さんはじめ、若手人気スターの登竜門と言われる戦隊シリーズでデビューを飾ったこともラッキーですね。

そうですね。この流れに乗って進んでいきたいと思ってます。いいスタート地点に立てたので。

Q:次回作は、青春映画の『青夏 きみに恋した30日』を控えていますね。

キュウレンジャーの僕を知らない人にも見てもらいたいですし、そしてキュウレンジャーの僕じゃない僕をどう見てもらえるのかが楽しみです。『青夏』の撮影現場では、頑張って戦隊っぽさを消してましたけど。ついクセが出ちゃうんです。最初の頃はマネージャーさんから「歩き方も戦隊っぽい」って言われました。セリフの間の取り方、力の入れ方とか。あと告白するシーンがあるんですけど、「肩がぐっと入っていた」と注意されて、ナチュラルにナチュラルに意識してやってました(笑)。演じたのが16歳の役だったので声も高くして。現場の空気感も全然違ったので、頭もフル回転させてました。

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一問一答 PRIVATE

岐洲匠

Q:ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで受賞したのに、一度芸能界からのスカウトを断ったんですよね?

はい。17歳のときに、そのコンテストで明色美顔ボーイ賞を受賞して、二十数社からスカウトがあったんですけど、全部断りました。その頃、僕は美容師コースのある高校と美容専門学校に行って美容師を目指していたので芸能界は無理だなと思って。ところが、美容師の免許を取り、就職も決まったときに、一緒にコンテストに出ていた西銘駿くんが「仮面ライダーゴースト」、渡邉剣くんが「動物戦隊ジュウオウジャー」に出演しているのに刺激されたんです。JUNONの編集部の方からは、「スカウト断って戻ってくる人っていないから」って怒られましたけど(笑)。

Q:そもそもコンテストに応募しようと思ったのは?

もともと輝ける職業に就きたくて、それで美容師を目指していたんですが、自分の中で輝いてみたいという憧れがあったんです。それで、ジュノンボーイに応募することで、自分を試してみたかったんです。

岐洲匠

Q:デビューして2年、どんなところに演じる楽しみを感じていますか?

ほかの役者さんとの掛け合いです。「キュウレンジャー」でいえば、最後のガヤガヤしたアドリブのシーンがあるんですけど、誰かの言葉を拾うのも面白いし、自分がめちゃくちゃなことをやって、それに誰がどう対応するのかを探るのも楽しいです。

Q:憧れの俳優は?

ずっと好きなのは山田孝之さん。「PlayStation4」のCMの山田さんが大好きです。マジメにふざけている。そういうのってすごくいいなって思っていて。僕もあれぐらい振り幅を出せる俳優になりたいです。

岐洲匠

Q:好きな映画は?

『アベンジャーズ』や『グランド・イリュージョン』。邦画だと『グラスホッパー』で山田涼介さんがサイコパスを演じているのが、めちゃくちゃカッコいい。それから『脳男』。生田斗真さんの役に合わせた鍛えあげた筋肉もすごい。アクション映画好きなので『るろうに剣心』も好きです。

Q:岐洲さんの筋肉もすごいと聞きました。

それは、JUNONの撮影のときに鍛えなくてはと思って頑張ったからだと思うんですけど。今もあることのために、腹筋を付けているところで。以前やっていたキックボクシングをまた始めました。キックボクシングに行きながら、休みの日は腹筋だけを鍛える。いずれどこかで披露する機会もあるかも……です。

岐洲匠

Q:好きな女の子のタイプは?

あまり派手じゃない子。嫌いなタイプというのはあんまりないんです。絶対条件じゃないけど、ショートの子は好きです。ボブとか……。

Q:理想のデートは?

僕はゲーム好きなので、彼女と一緒にゲームしたいです。好きなのはモンハン(モンスターハンター)。今、新宿にモンハンの世界をモチーフにした“モンハン酒場”というのがあるんですけど、そこに行って、モンハンの料理を一緒に食べながら、ゲームもできたら最高です。

岐洲匠

Q:どんな役者を目指したいですか?

役者って、苦手なことを克服できるチャンスにも恵まれていると思うんです。たとえば、僕はダンスは苦手だけど、いろんな役を得るためには、レッスンしていかなくてはならないこともある。無理だと思っても挑戦していけば、チャンスも広がるし、演技力もついてくると思うんです。それで、もっと経験を積んだらできなかったこともできるようになるんじゃないかと感じています。そして、いつか山田孝之さんのような役者になりたいです。初めて「キュウレンジャー」で仕事をした監督にいただいたんですけど、初心を忘れるなという言葉。それは本当に大事だなと思っていて。それをずっと忘れないように心がけていきたいです。毎回、撮影現場に行くときはその言葉を思い出してやっています。

取材・文:前田かおり 撮影:高野広美

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インフォメーション MOVIE INFO

宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド

宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド

戦隊ヒーロー「宇宙戦隊キュウレンジャー」が、複数のヒーローから成る「スペース・スクワッド」と共演を果たした特撮アクション。ドン・アルマゲとの戦いから4年後を舞台に、キュウレンジャーが仲間をめぐって決裂する中、ストーリーが展開する。シシレッドの岐洲匠、サソリオレンジの岸洋佑をはじめ、山崎大輝、大久保桜子榊原徹士、田口翔大、南圭介らドラマ版のキャストが続投。監督とアクション監督を、数々のヒーロー作品を手掛けてきた坂本浩一が務める。

岐洲匠(きず・たくみ)プロフィール

岐洲匠

生年月日:1997年4月13日
出身:愛知県
身長:184cm
血液型:A型
趣味・特技:ゲーム、水泳

芸歴:第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで明色美顔ボーイ賞を受賞。2017年に「宇宙戦隊キュウレンジャー」のラッキー/シシレッド・シシレッドオリオン役で主演を務め、本格的に俳優デビューを果たした。2018年は、宇宙戦隊キュウレンジャーが複数のヒーローから成るスペース・スクワッドと共演を果たす特撮アクション『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』や、南波あつこのコミックを実写映画化した『青夏 きみに恋した30日』の公開を控えている。

『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』は6月30日より全国公開

(C) 2018 東映ビデオ・東映AG・東映 (C) 2017 テレビ朝日・東映AG・東映

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