ADVERTISEMENT

遠藤憲一、元ヤクザの探偵に!木内一裕「アウト&アウト」映画化

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
無愛想だが優しい元ヤクザの探偵役!
無愛想だが優しい元ヤクザの探偵役!

 映画『藁の楯 わらのたて』(2013)の原作などで知られる木内一裕の犯罪エンターテインメント小説「アウト&アウト」が映画化され、遠藤憲一が主演することが20日、明らかになった。映画はすでに完成しており、今秋全国公開される。

【動画】原作・木内一裕『藁の楯 わらのたて』

 実写映画化&テレビドラマ化もされた「BE-BOP-HIGHSCHOOL」(ビー・バップ・ハイスクール)の漫画家や映画監督、小説家・木内一裕としても知られるきうちかずひろが、自らメガホンを取って実写映画化する『アウト&アウト』。遠藤は、小学2年生の少女・栞と二人で探偵事務所を営んでいる無愛想だが優しい元ヤクザの矢能を熱演している。矢能のもとに入った依頼の電話。指定された場所に行くと、依頼者は拳銃で撃たれ、死体となっていた。容疑者にされかねない矢能は迅速に対応を始めるが、事態は思いもよらぬ方向へと転がっていく……。元ヤクザの探偵と小学生の女の子という異色のバディムービー感に加え、血のつながらない少女との絆も丁寧に描かれる。

ADVERTISEMENT

 撮影が始まるといろいろなアイデアが浮かび、形にして監督に見せることも多いという遠藤は、「今回は監督の中でイメージが明確にあったようで、途中からはすべて監督の言う通りに演じました。語尾の変更も許されません。ちゃんと演じきれているのかだんだん不安になったこともあります」と胸中を明かす。しかし、完成作を観た後は「何といっても登場人物全員が魅力的。監督の言う通りに演じて良かった!」と大満足の様子を見せた。

 「映画『アウト&アウト』は私の7本目の監督作品であり、長編映画としては実に18年ぶり(製作年)の監督作品です。ちなみに原作者(きうちかずひろ&木内一裕)としての34本目の映像化作品でもあります」とこれまでを振り返ったきうち監督は、「『原作者が自らメガホンを取った』などと言うと、小説家が映画監督に手を出したかのように思われがちですが私の場合は違います。映画監督が小説を書き、その小説が映画化されるに当たってベストの監督を選んだ、ということなのです」と監督に至る経緯を説明。「私は原作者として、脚本家として、監督として、そして製作者の一人として、この映画を作る過程でずっと戦い続けました。プロデューサーとも、俳優とも、予算とも、過酷なスケジュールとも、日本の映画製作の現状とも。幸い優秀なスタッフが結集してくれたお蔭で、その全ての戦いに勝利し、絶対的な自信を持ってお届けできる映画が完成しました」と新たな作品を生み出す苦労に打ち勝って完成した映画に胸を張っている。(編集部・小松芙未)

映画『藁の楯 わらのたて』予告編 » 動画の詳細
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT