『007／カジノ・ロワイヤル』シネオケ日本上陸！あのテーマ曲も生演奏で映画鑑賞
ダニエル・クレイグが6代目ボンドとしてお披露目されたことでも話題となった映画『007／カジノ・ロワイヤル』のシネオケが、4月29日に東京国際フォーラムで開催されることが決まった。シネオケとは、映像とキャストの音声はそのままに、音楽パートをフルオーケストラが生演奏する映画イベント。『007』シリーズのシネオケは今回日本初上陸で、あの有名なテーマ曲をはじめ、スリリングで官能的な楽曲が大迫力のフルオーケストラの生演奏で鳴り響く。
『007／カジノ・ロワイヤル』は人気スパイ映画第21弾にして、6代目ボンドのダニエルと共にシリーズの新たな幕開けを飾った作品。悪役ル・シッフル役はマッツ・ミケルセン、人気の高いボンドガール・ヴェスパー役はエヴァ・グリーンが務め、バハマ、モンテネグロ、ベネチアを舞台に緻密なストーリーと大迫力のアクションが展開する。
指揮を執るニコラス・バックは「ボンド映画の中でもトップを争う作品として高く評価されている『カジノ・ロワイヤル』の楽曲はいくつかの点で非常にユニークです」とあの有名なテーマ曲の使われ方に言及。「新たなジェームズ・ボンドとして抜擢されたダニエル・クレイグのデビューを印象的なものにするため、作曲家のデヴィッド・アーノルドはオーケストラベースのスコアに戻り、映画の最後の最後までボンドのテーマ曲を使用しません。映画全体を通してテーマ曲が問題解決の手がかりとして流れるのですが、フルでの使用はエンドクレジットまでじっと待つのです」と語る。
そして本作の主題歌は、故クリス・コーネルさんが歌う「You Know My Name」。バックは「アーノルドはまた、タイトルテーマソングである『You Know My Name』を共同作曲し、このメロディーをスコア全体に織り込んでいます。そして、ボンドの相手役であるヴェスパーとの愛のテーマ曲は、ボンドと彼女の関係をより特別なものにしています」と聴きどころを明かした。（編集部・市川遥）
「ジェームズ・ボンド 007『カジノ・ロワイヤル』in コンサート」は4月29日に東京国際フォーラムで13：00開演 （12：00開場）
1月19日18：00より先行販売スタート（詳細は公式サイトで）
