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吉川ひなの「娘に人生を乗っ取られた」 母になり人生観が一変

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自身の子供時代も振り返った吉川ひなの
自身の子供時代も振り返った吉川ひなの

 河瀬直美監督の新作『2つ目の窓』公開直前トークショー付き試写会が22日、都内で行われ、タレントの吉川ひなのが登壇した。2歳の娘を持つ母親でもある吉川は、映画のテーマである「家族」や「命のつながり」にちなんで、普段はあまり語られることのない家庭や子供について熱いトークを展開。一番の変化は「人生の主役が自分から娘に乗っ取られたこと」だそうで、「細かいことが気にならなくなり、いろんなことが楽になった」と一変した人生観を語った。

映画『2つ目の窓』フォトギャラリー

 34歳の吉川は、最愛の夫と娘と幸せな結婚生活を送っている。小麦色に焼けた健康的な肌を露出した吉川はハワイと日本で半々の生活をしているそうで、「娘としょっちゅう海に行っています」とにっこり。たくさんおしゃべりができるようになったことや、家にゲストが来ているときでも裸で登場することに少し手を焼いていると言いながらも、自然児のように育つ娘の成長を日々楽しんでいると喜んだ。そんな娘の1分1秒を大切にしたいようで、2人目は欲しいが、当分先になりそうだとも話していた。

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 また、独自の子育てについて話が及ぶと「自分で寝るのが当たり前だから、寝かしつけをしなかった」「シャワーが顔にあたっても、全然、平気」などワイルドな一面をのぞかせ、観客を驚かせていた。

 本作は、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された感動作。奄美大島を舞台に、16歳の少年少女(村上虹郎吉永淳)が直面する母の死と家族の再生や二人の初恋を通して命の軌跡を描いている。

 吉川は、「奄美大島の景色を見ているだけで楽しかった」と映像美を絶賛。自分が子供の頃は、親はもっとうるさかったし、いろいろなことを内緒にしていたと述懐しながら「主人公と母親のオープンな関係がステキでうらやましい」と感想を語っていた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『2つ目の窓』は7月26日より全国公開

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