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アントニオ猪木「身体ボロボロ」でも猪木節さく裂!

ゴジラVSアントニオ猪木
ゴジラVSアントニオ猪木

 元プロレスラーのアントニオ猪木が25日、新宿・歌舞伎町の東京ミステリーサーカスで行われた体験型ゲームイベント「シン・ゴジラからの脱出」記者会見に出席、腰を痛めて満身創痍(そうい)の身体でありながらも、元気を発信し続ける思いを語った。

【写真】アントニオ猪木VSゴジラの対決!

 「リアル脱出ゲーム」をはじめとした様々な体験型ゲームやイベントを行っている「東京ミステリーサーカス」と、2016年の大ヒット映画『シン・ゴジラ』とのコラボレーション企画となる本イベント。プレイヤー自身が「巨大不明生物特設災害対策本部(通称:巨災対)」の一員となり、日本のすべてを駆使してゴジラを倒す体験型ゲームイベントとなる。

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 日本を脅かすゴジラに立ち向かうべく、この日のゲストとしてやってきた猪木だが、「腰が痛くて。椅子に座っていい?」と語るなど、腰の調子がよくない様子。「身体はボロボロですよ。歳の数より、身体に受けた傷の方が多いですから」と語ると、「痛いのに負けちゃいけないんだけど、よくここまで身体をもたせてくれたなと思いますよ。若いときは筋肉がカバーしていたんですけど、最近はだんだんと一歩を踏み出す勇気もしぼんできた」とちょっぴり弱気なコメントをするひと幕も。

 さらに「前は海外に行くぞと思ったら、すぐに行っていたけど、今はしばらく考えてから行動してしまう。最近も『猪木さん、北朝鮮に行かないんですか?』といろんな人から言われるんだけど、いろいろと許可をもらわないといけないから、面倒で行かなくなった」と続けた。

 しかし、「身体が満身創痍(そうい)なのは日常である」と語る猪木は、「やはりみんなの前に出て、『元気ですか!』というのも、腹の底から言わなきゃ駄目だから。今日も国会に入る時に、学生たちが国会見物に来ていたから、車を止めて『元気ですか!』とやってね。彼らも最初はなんだろうと思ったんだけど、ワーッと大騒ぎになってね」とコメントし、猪木節をさく裂させていた。(取材・文:壬生智裕)

体験型ゲームイベント「シン・ゴジラからの脱出」は4月26日より東京ミステリーサーカスにて開催

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