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ママ必見!! 子供を怒ってしまって落ち込んだ時にこそ映画を見よ!

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 子育てに家事にとにかく忙しいママたちだって映画を楽しみたい! シネマトゥデイワーママ編集者が、子育て中だからこそのあるあるな切り口でオススメ映画をご紹介していきます。

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「何度言ったらわかるの~!?」は登場回数ベスト3間違いなし!(この写真はイメージ写真です)-iStock.com / LittleBee80

 今回は、ママなら誰しも経験済みではないか思われるこのテーマ、子供を怒りすぎて落ち込むあるある。これを経験したことのないママっているのでしょうか。いるならば……心底尊敬いたします(声を大にして!!)! わかっているんですよ……でも……宇宙人たち(注・子供です)には時に言葉が通じない! しかもよりによってめちゃくちゃ忙しい時に限ってそれはやってくる!!

 というわけで、子供を怒りすぎてしまって落ち込んだ時にこそ見てほしい映画をご紹介しましょう。やってしまったことは仕方ない。ママだって人間だもの。そして宇宙人たちはまた襲来する~。あわよくば子育てテクも映画を楽しみつつ学んじゃいましょう。(文・構成 浅野麗)

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まずはママの心をリフレッシュ!

 子供とのバトルが終わりイライラが収まったころ、ふいにやってくるのが落ち込み相手は子供なんだからもっと子供の声をきいてあげるべきだったのではなどなど悶々と湧き上がる後悔に気分は落ちていくばかり。でも、それではいい解決策など生まれないはず。まずは気持ちをリセットして笑顔になりましょう! リセット方法もいろいろありますが、やはり「あー楽しかった!」と思えることが大切なのでは!? 自分の時間はなかなかとれないママたちだけに、笑ってスッキリ、泣いてデトックス、あわよくば豆知識まで手に入れちゃいましょう。

『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(2008)

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映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』より - 20th Century Fox/Photofest/ゲッティ イメージズ

疲れた心を癒やしてくれるものといえば……やっぱり動物! 子供を持つ前の練習にと新婚夫婦が飼い始めたラブラドールレトリバーは、誰もが認める問題児のやんちゃっ子。予想だにしないイタズラの数々は他人事だけに大いに笑わせ、癒やしてくれますが、映画を見進めていくと、待望のベビー誕生から子育て奮闘記に。母として女性として抱える葛藤や夫婦の衝突、そしてその先にある家族の幸せに大きくうなずかされます。あくまで主役は犬ですが、ペットはやはり家族の一員。単なる犬と飼い主の物語ではなく、家族の成長物語として、子育てのヒントもたっぷり詰まっています。ラストは号泣必至ですが、ほっこり穏やかな気持ちにさせてくれるのでデトックス効果も抜群!

『ベイビー・トーク』(1989)

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映画『ベイビー・トーク』より - TriStar/Photofest/ゲッティ イメージズ

子育て最初の難関といえば、「なんで泣いてるの~!?」と日々思わされる赤ちゃんとの攻防戦。赤ちゃんが何を欲しているのかわからないのがストレスなわけですが、そんな彼らの心の声がばっちり聞けちゃうのがこちらの映画。赤ちゃんが精子の段階から意思を持っていて、大人の話をしっかり聞いているという仰天設定と、キュートすぎるベビちゃんに見ていてニヤニヤが止まりません。あくまで心の声なので、大人と意思疎通ができるわけではありませんが、ベビちゃんたちの世界ってこういう感じ? と思えると少しでも気が楽になるかも。また、1980年代の映画なので、ファッションはもちろん、妊娠検査薬や出産方法など時代を感じるものも新鮮な一方で、いつの時代もママは子供の幸せを、子供もママの笑顔を求めているのだと痛感させられます。

スーパーの女(1996)
主婦にとって最も日常的かつ身近な存在といえば、スーパー。そのスーパーを舞台にてんやわんやの大騒動が繰り広げられるのが故・伊丹十三監督作『スーパーの女』。約20年も前の作品にもかかわらず、食品偽装問題など変わってないことって多いんですね……。一方、今や当たり前のことが主婦の声でこうして変わっていったのかと思うとそれもまた新鮮。改めてスーパーの仕組みや主婦のアイデアに脱帽しちゃいます。子供が小さいママや忙しいワーママは、短い時間での買い物が必至ですが、主人公・花子の優れた目利きワザは、より新鮮なお肉や魚、野菜を選ぶ豆知識としても役立ちそう。主婦パワーのさく裂ぶりにスカッと気分転換したついでに、明日の生活に役立てる情報も手に入れちゃいましょう!

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買い物中これくらいで済めばカワイイもの!?(この写真はイメージ写真です)-iStock.com / asiseeit
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子供のかわいさにどっぷり浸ってみる!

 怒りではらわた煮えくり返ってしまっている時はついつい余計なことを言いがち。よそのママが怒っているところは、案外冷静にみられるものなのに……。じゃあ、「子供ってかわいいよね~」を第三者的立場で冷静に見てみるのはどうでしょう? 子憎たらしいイタズラワガママも冷静に見るとかわいいもの。おまけにひたむきな姿も見ちゃったらもう、ぎゅーーってしたくなっちゃいます。

『リトル・ダンサー』(2000)

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映画『リトルダンサー』より - USA Films/Photofest/ゲッティ イメージズ

大きくなってくると、子供も親の気持ちや思いを考えて本心をうまく伝えられないなんてこと出てきますよね。親も自分が子供の頃を思い返せばそんなことあったはずなのに、ついつい忘れがち。そんな時は、自分の夢を見つけ、ひたむきに頑張っていく少年のピュアな姿に触れてみるのはどうでしょうか。偶然参加したバレエのレッスンで踊ることの楽しさに目覚めたビリー。バレエの先生もまた彼の才能を見出すも、田舎の炭鉱労働者という父と兄に理解してもらえず、苦しい生活も相まって、夢をあきらめようとするが……。とにかく応援せずにはいられない気持ちでいっぱいになり、そして家族愛に涙。自分の固定観念を子供に押し付けているのでは!? とふと我に返れるそんな作品でもあります。

『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』(1992)
3人兄弟の末っ子のロッタちゃんは、オテンバで頑固ちょっとおマセな女の子。お買い物をしたい、自転車に乗りたいと、いつもお兄ちゃんお姉ちゃんと同じことをやりたがっては問題を起こし怒られています。短いエピソード4つで構成されている本作。もう小さくないもん! 私にだってできる! でも実際はなかなかうまくいかない……。どのお話もこの年頃の子供を持つママなら「わかる~」を連発してしまうこと間違いなしの展開に、思わずクスッと笑ってしまいます。これが当事者だったらそうもいかないのですが……。人の子なら冷静に見守れるのかもしれないですね。子供らしさを再確認し、改めて愛おしく感じられる作品です。

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ロッタちゃんのオテンバあるあるは必見!(この写真はイメージ写真です)-iStock.com / lsannes

『プチ・ニコラ』(2009)
小学生の少年ニコラが、ある日の両親の様子から、「弟が出来、自分は捨てられる」と勘違いし巻き起こす大騒動。生まれてくるのは弟、弟ができた友達は落ち込んでいたから良くないことだ、そして自分は森に捨てられる! と勘違いのオンパレードなのに、本人は必死も必死。友達の協力のもと、いろんな計画を実行するのです。フランスの国民的絵本が原作ということで、展開はちょっと漫画的ではありますが、弟や妹の誕生は子供にとっても一大事なんだと改めて思い知らされつつ、子供ならではの発想がとにかくカワイくて癒やされまくり。まさに見終わった後に子供を“ぎゅーーっ”としたくなる1本です。特に男の子ママにオススメ!

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よそさまの子育て法からヒントをもらう!

 隣の芝はどうしたって青いもの。あのママが怒っているのなんて想像できない……なんて、いやいやいや、絶対怒ってますからご安心を! ところ変われば子育て変わる。正解のない子育ては、いいとこ取りでいろいろマネしちゃうのが一番ではないでしょうか。人間ドラマの詰まった映画の世界には、いろんな家族の姿が描かれています。難しく考えずに子供との向き合い方のヒントを見つけちゃいましょう!

『I am Sam アイ・アム・サム』(2001)

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映画『I am Sam アイ・アム・サム』より - New Line Cinema/Photofest/ゲッティ イメージズ

7歳児程度の知能しか持っていない知的障害者の父と、7歳になった娘。ひょんなことから児童福祉局から目を付けられ、サムは養育能力がないと親権をめぐり法廷で争うことになってしまいます。と、ここまでの話だと親子離れ離れの悲しい物語で終わってしまいそうですが、ちょっと違うのが本作の魅力。子育てとは、親子の絆とは、そんなシンプルながら根本的、そして最も重要なことについて考えさせられる作品になっています。子供の知能だからこそ見える、考えられることには、まさしく子供との向き合い方における最大のヒントが隠されているのかもしれません。

『きっと、うまくいく』(2009)

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映画『きっと、うまくいく』より - Reliance Big Pictures/Photofest/ゲッティ イメージズ

ところ変われば……というわけで、思い切ってインド映画はどうでしょうか。本作は大学生の話ではありますが、子供の人生を思い通りにしようとする大人たちと、自分の人生を生きようとする青年たちの奮闘が、笑いあり、歌あり、ダンスあり、そしてちょっぴり涙ありに描かれています。子供の人生を尊重すべきと頭でわかっていても、子供の幸せを考えすぎて、ついついあれこれ口を出してしまうのが親というもの。なりたいものになれ、好きなことをやれ、成功はあとで付いてくる。「うまーくいーく」を合言葉に奮闘する彼らの明るい姿に、時にはぐっとこらえて、信じて見守ってあげることの大切さを実感させられます。

『きみはいい子』(2014)
自分の娘に過度の暴力をふるってしまう母親、担任のクラスが学級崩壊気味の新米教師、認知症が進行しつつある一人暮らしの老人、という3つのストーリーが交錯し進んでいく物語。幼児虐待、学級崩壊、認知症が題材となっている作品だけに、ちょっと観るのをためらってしまうかもしれませんが、決して辛い作品ではありません。描かれているのはシンプルに「人のぬくもり」。自分のイライラが沸点に達してしまった時、ひと呼吸をして、ふとこの作品を思い出すことができれば、何か変えることができるかもしれません。大人でも子供でも、誰かに抱きしめてもらった時に伝わるぬくもりは、時にどんな言葉よりも破壊力を持つ。人のぬくもりの大切さを体感し、そして与えたくなるそんな作品です。

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