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“79年版”「サイボーグ009」島村ジョー声優の井上和彦、009は永遠に不滅と高らかに宣言!!

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サイボーグ009の永遠を高らかに宣言した井上和彦
サイボーグ009の永遠を高らかに宣言した井上和彦

 9日、新宿バルト9で映画『009 RE:CYBORG』大ヒット記念トークショーが行われ、“79年版”島村ジョーの声優を務めた声優の井上和彦が、新しくなった「009」を鑑賞した。

“79年版”「サイボーグ009」島村ジョー声優の井上和彦 画像ギャラリー

 石ノ森章太郎の傑作SFコミック「サイボーグ009」は、これまで3回のテレビアニメシリーズが制作されてきたが、中でもテレビアニメ化第2弾となる“79年版”は熱狂的なファンが特に多い。本作の上映が終わると、会場には“79年版”のテーマソング「誰がために」のイントロが響き渡り、観客と一緒に本作を鑑賞していた井上がさっそうとステージに登場した。

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 本作を鑑賞したばかりの井上は「ずっと圧倒されていましたよ、びっくりしましたね。ジョー君も今風になってるし、フランソワーズが妖艶で、いつの間に(ボディーが)発達したのかなと思うくらい。でも、キャラが違っても全然違和感がなかった。結局、本質的には変わらないんだなと。石ノ森先生がお元気な頃に、実写版009を作りたいと言っていたけど、こんな感じだったのかもしれないですね」と興奮した様子でコメントした。

 続けて「好きなエピソードは?」という会場からの質問に、「大好きな話はいっぱいあったなぁ」と懐かしそうな表情となった井上。「毎回必死にやっていました。収録が終わってからジェロニモ役の銀河万丈、その頃は田中崇という名前でしたけど、毎週ずっと飲んでいるんですよ。収録が3、4時間、その後の反省会が8時間くらいでね。あの一言がどうだったとか、延々と語っていた。自分の中はジョーでいっぱいでしたね。だからどの回と言われても困っちゃうな」と微笑んでみせる。

 そして最後に「僕にとっても、島村ジョーは一番大事なキャラクター。ここにいらっしゃる方は009を愛している方だと思うので、宮城県石巻の石ノ森萬画館にぜひ行ってください。そこに行くと石ノ森先生に会える気がするんです。そこで先生の気持ちをくみ取っていただけると嬉しいです」と切り出して、「サイボーグ009は永遠に不滅です!」と力強く謳いあげた。(取材・文:壬生智裕)

映画『009 RE:CYBORG』は全国公開中

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