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小倉優香、くノ一役で映画初主演!園子温×坂口拓『レッド・ブレイド』公開決定

坂口拓の指導の下、本格アクションに挑んだ小倉優香
坂口拓の指導の下、本格アクションに挑んだ小倉優香 - (C)2018「レッド・ブレイド」製作委員

 女優・グラビアアイドルの小倉優香が、12月15日公開の『レッド・ブレイド』で映画初主演を務めることが明らかになった。くの一(くのいち)役に挑戦した本格アクション映画で、原案は『冷たい熱帯魚』『新宿スワン』などの映画監督・園子温。アクション監督・俳優の坂口拓(TAK∴)が総合演出を務め、石原貴洋監督がメガホンを取った。

【画像】ドラマ「チア☆ダン」ではチア姿を披露

 均整のとれたスタイルで“リアル峰不二子”とも称される小倉は、小・中学生時代、競技チアダンスチームに所属し、アメリカ大会で優勝経験もあるアスリート。それだけに、「念願のアクション映画、そして主演というやりがいと責任のある場をいただいてとても嬉しくおもいます」と喜びを語る。

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 小倉が演じるのは、いじめられっ子の高校生・マコ。図書室で見つけた忍者の児童書“雷風刃”に導かれ、江戸時代にタイムスリップしたマコが、伝説の忍者・才蔵や仲間たちと共に修行に励みながら、現実世界と仮想世界に忍び寄る悪に立ち向かう姿を描く。

 『HiGH&LOW THE RED RAIN』(匠馬敏郎名義)など多数の映画でアクション監督を務める坂口の指導の下、小倉は約1か月間のトレーニングを敢行。「坂口さんと他の役者さんは面識があり撮影の序盤から厳しい指導があったのですが私にはそれがなく、もっと厳しく言ってほしいと言った覚えがあります」といい、「短い期間での初めてのアクションへの挑戦でできる限り特訓をうけたので新しい挑戦をした私を見てほしいです!」と自信。坂口も「初見時は『本当にこの子で大丈夫かな』と感じたが、タイトなスケジュールの中でも忍術を体得し、くノ一として最高の芝居をして頂けた」と太鼓判を押す。

 共演は搗宮姫奈(つきみや ひめな)や花影香音(はなかげ かのん)、岩永ジョーイなど、若手俳優たち。坂口が伝説の忍者・才蔵役を務めるほか、仮面女子 EASTER GIRLS美音咲月(みねさつき)、人気グラビアアイドルの徳江かな咲村良子も出演している。

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 石原監督は小倉について「小倉さん自身、この映画が今後の代表作の1本になるよう取り組みました。ただ綺麗だけ、ただ可愛いだけの小倉さんじゃなく、まだ誰も知らない表情を引き出すために静かな怒り、激しい怒りなど、怒りの表現にはかなり力を入れました」と証言。『CONTROL OF VIOLENCE (コントロール・オブ・バイオレンス)』(2015)などバイオレンスアクションを手掛けてきた石原監督は、食事シーンの演出にも定評があり、本作についても「アクション映画でありながら、ほのぼのしたホッとする芝居もしてもらっています。喜怒哀楽以上のものが撮れたと思っています」と語っている。(編集部・入倉功一)

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