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全米オタクの祭典コミコン2019がスタート!今年の主役は

精巧なフィギュアで知られる「ホットトイズ」ブースの横断幕
精巧なフィギュアで知られる「ホットトイズ」ブースの横断幕

 現地時間18日から、全米最大規模を誇るポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル2019」(~7月21日)が、今年もアメリカ・サンディエゴで開幕を迎える。会場となるコンベンションセンターでは、17日に全日程のチケットを持つファンや関係者向けに前夜祭となるプレビューナイトが実施され、大勢のファンが、限定グッズや展示を求めて集まった。

「コミコン2019」前夜祭フォトギャラリー

 コミコンの展示フロアでは例年、数多くのメジャースタジオやショップがブースを出店し、オタクの祭典を彩る。今年も限定アイテムなどを求めるファンが、各ブースに殺到。『スター・ウォーズ』関連のブースには、新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に登場する新キャラクター、シス・トルーパーの撮影会が行われるなど、オタクの祭典を盛り上げていた。

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 1970年に100人規模のコミックイベントとしてスタートし、現在では13万人を超えるファンが訪れるコミコン。その分野は、今や映画・コミック・ゲームなどホビー全般に及び、例年、数多くのスターが登場し、新作映画の情報や映像がいち早く発表される6,000人規模を収容するパネル会場ホールHには、前夜から大勢のファンが列をなす。今年のメジャースタジオのパネルは、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが復帰するシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』で幕を開ける予定だ。

 50周年となる今年だが『ワンダーウーマン』『バットマン』の新作が控える米ワーナー・ブラザースや、MCU最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が大ヒット中のソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントという二大メジャーがコミコンをスキップ。少し寂しい雰囲気も漂う。

 その一方で、昨年不参加だったマーベル・スタジオがホールHに帰還。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新フェーズに関連する発表が期待されるほか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の兄弟監督アンソニー・ルッソとジョー・ルッソがトークショーを実施、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」や新作ゲームのパネルも行う。映画スタジオのなかでは、抜群の注目を浴びることになりそうだ。

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 テレビシリーズでは、今やホールHの常連となった「ウォーキング・デッド」や、「ゲーム・オブ・スローンズ」のパネルが今年も実施。ストリーミング配信大手のNetflixでは、世界的な大ヒットゲームをドラマ化する「ウィッチャー」や映画『ダーククリスタル』の前日譚(たん)「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」のパネルを開催予定。

 また、ホールH以外でも、大ヒットゲーム「メタルギア」シリーズで世界的に知られ、新作「DEATH STRANDING」(デス・ストランディング)の発売を11月8日に控える小島秀夫監督が、盟友ニコラス・ウィンディング・レフン監督をゲストに迎えたパネルを20日に実施する。(編集部・入倉功一)

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