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童貞が魔法使いになるラブコメ映画!前野朋哉、佐野ひなこら出演

視線の先は? 『魔法少年☆ワイルドバージン』より
視線の先は? 『魔法少年☆ワイルドバージン』より - (C)2019 映画『魔法少年☆ワイルドバージン』

 『黒い暴動』『サラバ静寂』などの宇賀那健一監督の新作『魔法少年☆ワイルドバージン』の公開が決定したことが発表された(公開日は未定)。童貞が魔法使いになるというストーリーのラブコメファンタジーで、前野朋哉佐野ひなこ芹澤興人らが出演している。

【写真】宇賀那健一監督作『サラバ静寂』

 前野と芹澤は、保険会社に勤めるうだつのあがらないサラリーマン役で、ヒロインの佐野は二人が働いている会社にやってくるOLを演じている。「童貞のまま30歳を迎えると魔法使いになる」という都市伝説から繰り広げられる物語で、前野は「誰もが子どもの頃に夢見た魔法使いに、30歳を越えたらなれました。劇中では魔法を駆使して悪っぽいのと闘います。空を飛びます。なにかも出します。もちろん動物も植物も出ます。ラドクリフさんは出ません。ラブロマンスはあります」と作品をアピールしている。

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魔法少年☆ワイルドバージン
ヒロインを務める佐野ひなこ - (C)2019 映画『魔法少年☆ワイルドバージン』

 また、モデルとして人気を誇る一方、ドラマ「デスノート」のミサミサ役などで知られ、今年は6月に公開された映画『キスできる餃子』、10月公開の新作映画『サクらんぼの恋』に出演するなど女優としての活躍の幅を広げている佐野もコメントを発表した。

 「初の宇賀那組、最初はそのストーリーに驚きましたが、素晴らしい役者の方をはじめ、スタッフの皆さんと和気藹々(わきあいあい)と撮影をすることができました。そのチームワークの良さが作品にも表れていると思います。ぜひ公開まで楽しみにしていてください!」。

 プロデューサーは『淵に立つ』『獣道』などで音楽を担当していた小野川浩幸で、共同プロデューサーは鈴木紗理奈がマドリード国際映画祭で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞した『キセキの葉書』で撮影監督を務めていた小美野昌史

 今作の撮影は『サラバ静寂 』でも宇賀那監督とタッグを組んだ八重樫肇春、照明は『血まみれスケバンチェーンソー』の加藤大輝、美術は『馬の骨』の岡田匡未、スタイリストは松田稜平、ヘアメイクは中村まみが担当した。(編集部・海江田宗)

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