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アカデミー賞有力!全米高評価の『レディ・バード』6月日本公開!

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クリスティンの揺れ動く心を描く『レディ・バード』
クリスティンの揺れ動く心を描く『レディ・バード』 - (C) Universal Pictures

 全米で5週連続トップ10入りを果たし、米大手批評サイト Rotten Tomatoes で『トイ・ストーリー2』を抜いて映画批評家164人から100%の高評価を獲得し(2017年11月下旬時点)、18年ぶりの新記録更新を成し遂げたことでも話題になった、新作映画『Lady Bird』の邦題が『レディ・バード』として6月に日本公開されることが明らかになった。

 『ブルックリン』などの若手実力派シアーシャ・ローナンが主演を務め、『20センチュリー・ウーマン』のグレタ・ガーウィグが単独監督デビュー&オリジナル脚本を手掛けた本作。閉塞感溢れる片田舎のカリフォルニア州サクラメントを舞台に、高校生活最後の年、友人やボーイフレンドについて、家族について、そして自分の将来について、悩める17歳の少女クリスティン(自称“レディ・バード”)の揺れ動く心を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた。

 昨年11月、全米4館での限定公開にもかかわらず1館当たり約9万ドルを超えるスマッシュヒットで年間記録更新すると、口コミで話題を呼び、全米1,557館で拡大公開され、12月下旬時点では累計約2,800万ドルを超えて5 週連続トップ10入りを果たした。また、さまざまな映画賞を受賞しているほか、ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)、助演女優賞、脚本賞の4部門にノミネートされるなど、本年度アカデミー賞有力との声もあがっている。

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 『つぐない』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、『ブルックリン』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートと、演技派女優として活躍するシアーシャの脇を固めるのは、母親マリオン役で『トイ・ストーリー』シリーズのローリー・メトカーフ、父親ラリー役で『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のトレイシー・レッツ、彼氏のダニー役で『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズ、彼氏のカイル役で『君の名前で僕を呼んで』のティモテ・シャラメら、こちらも新旧実力派たち。『フランシス・ハ』(共同脚本・主演)や『20センチュリー・ウーマン』(出演)など、個性派女優として多彩な才能を発揮するグレタが、自伝的要素を織り込んだオリジナル脚本で、念願の単独監督デビューを果たした本作に期待が高まるばかり。(編集部・石神恵美子)

映画『レディ・バード』は6月より日本公開

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