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吉沢亮、新人俳優賞に感謝 中川大志らと受賞

第42回日本アカデミー賞

吉沢亮、笑顔輝く
吉沢亮、笑顔輝く

 映画『リバーズ・エッジ』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した俳優の吉沢亮が1日、港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた授賞式に出席した。

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 『リバーズ・エッジ』は、『ヘルタースケルター』の原作者でもある岡崎京子によるコミックを基に『世界の中心で、愛をさけぶ』などの行定勲が監督、二階堂ふみと吉沢亮が共演した青春ドラマ。1990年代を舞台に、都市に生きる若者たちが抱える不安や欲望を映し出す。

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 執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしているゲイの山田を演じた吉沢は「本日はこのような素敵な賞をありがとうございます」とあいさつ。本作でベルリン国際映画祭を訪れたことなどを振り返り、「皆さんの熱を感じる瞬間が多くて、あらためて映画ってすごくエネルギーを持っている素敵なものだなというのを感じることが多い年でした」と喜びをかみしめた。

 映画では二階堂ふみ、森川葵ら同世代の役者と共演した吉沢。撮影現場の雰囲気を聞かれると、「作品自体はドロドロした雰囲気なんですけど、役者同士はすごく仲のいい感じで、みんなで終わった後にご飯に行ったりだとか、すごく仲良くやっていましたね」と明かし、「みんな熱いものを持っていて、みんなで頑張った作品です」と胸を張った。

 新人俳優賞はほかに『羊と鋼の森』の上白石萌歌、『生きてるだけで、愛。』の趣里、『響-HIBIKI-』の平手友梨奈、『累 -かさね-』『散り椿』の芳根京子、『コーヒーが冷めないうちに』の伊藤健太郎、『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』の中川大志、『スマホを落としただけなのに』『ビブリア古書堂の事件手帖』の成田凌が受賞した。(編集部・中山雄一朗)

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