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水谷豊の“弟分”船越英一郎が「相棒」シリーズ初参戦!

「相棒 season18」第1話より 特命係が船越英一郎と共演!
「相棒 season18」第1話より 特命係が船越英一郎と共演! - (C)テレビ朝日

 俳優の船越英一郎が、10月9日に放送される「相棒 season18」(テレビ朝日系・毎週水曜21:00~)の初回スペシャルに、初のゲスト出演を果たすことが明らかになった。主演・水谷豊の“弟分”を自負する船越は、「万が一、この作品を汚すようなことがあったら、一大事! 出演させていただくにあたっては、正直、僕もそれなりの“覚悟”が必要でした」とプレッシャーを明かしている。

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 “サスペンスの帝王”としも知られる船越は、デビューまもない時期、水谷主演のドラマ「気分は名探偵」(1984~1985)で約半年間にわたって共演。文字通り、水谷が演じる主人公の“弟分”を演じた。「まだ右も左もわからない時期に、演技のことはもとより、俳優としての姿勢や心得、そして人間としてのあり方など、僕自身の基礎となるようなものをすべて教えていただいたんです。だから僕は一生、水谷さんの弟分だと自負しています」。

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 「ドラマ誕生20年目」「テレビ朝日開局60周年」という節目の初回スペシャル番組では、杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)の特命係が、日本最北端に位置する架空の島・天礼島で起きる連続殺人事件に挑む。船越が演じるのは、事件の容疑者として浮上する元レンジャー隊員・岩田純。島を拠点とする財団法人の活動に傾倒する実の娘・ミナ(北香那)を連れ戻そうとして島に乗り込み、身に着けた戦闘技術で、娘の仲間たちを次々と殺戮したものとして警察に行方を追われることになる。

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船越が演じる元レンジャー隊員・岩田純

 自身にとっても珍しい役どころで、船越は「脚本を読んだとき、“僕はこの役を乗り越えられるだろうか”と真剣に悩んだ」と語るほど。初共演となった亘役の反町とは、スピーディーなアクションシーンも用意されていたといい「彼は本当にナイスガイ! 大らかなようでいて、実にさりげなく気配りができる方ですね。一緒に食事に行くと、気がついたら僕の皿にサラダがよそわれているし、空いていたコップが満たされているんです(笑)」といい関係を築いたようだ。

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 船越にとって「相棒」は「ドラマが誕生した頃から、いつか出演できたらいいなと願っていた、特別な思い入れのあるシリーズ」。それだけにクランクアップの瞬間はスタッフ、キャストから大きな拍手が沸き起こり、水谷ともがっちりハグを交わしていたとのこと。「当たり前のことですが、普段の水谷さんと右京さんはまったく違うキャラクターです。僕は『相棒』ファンなので、撮影中ついつい“右京さん”である水谷さんに見惚れてしまい、『あ、芝居しなくちゃ!』と我に返る瞬間が度々……(笑)。自分を律しながら演じなければいけない、そんな現場でした」と撮影を振り返っている。(編集部・入倉功一)

「相棒season18 テレビ朝日開局60周年記念スペシャル」「アレスの進撃」は10月9日放送(午後9:00~10:24)

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