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実在のNYSE女性トレーダー描く映画の主演決定

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カーシー・クレモンズ
カーシー・クレモンズ - Photo by Phillip Faraone / WireImage / Getty Images

 映画『DOPE/ドープ!!』『さよなら、僕のマンハッタン』などで注目された若手女優カーシー・クレモンズが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で働く、最年少かつ現在は唯一の女性トレーダー、ローレン・シモンズさんを描くタイトル未定の新作で、主演を務めることが決定したと、Deadlineほか複数メディアが報じている。

【写真】カーシー・クレモンズが出演『(500)日のサマー』監督の映画

 ローレン・シモンズさんは、ジョージア州の大学で遺伝学を学び、医療関係の仕事を目指してニューヨークに移住。しかし、学生時代から数字や統計への興味を持っていた彼女は、金融関係の仕事を探し始めたところ、ウォール街の企業がLinkedInでポジションを募集しているのを発見。NYSEのトレーダーとして採用されるための難試験“シリーズ19”を受け、見事に合格してトレーダー職に就いた。

 今作は、映画『沈黙 -サイレンス-』『ハクソー・リッジ』のスチュアート・フォード率いるAGCスタジオが製作。主演するクレモンズは、長年組んできた彼女のマネージャー、エディ・ギャラン、スター・アンドリーフとともに設立した製作会社ガール・オン・マーキュリーで、製作にも挑戦する。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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