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『新聞記者』11日間で2億円突破 パンフ増刷も決定

映画『新聞記者』より
映画『新聞記者』より - (C) 2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

 東京新聞記者・望月衣塑子(もちづき・いそこ)の著書を原案にした、シム・ウンギョン松坂桃李共演のサスペンス映画『新聞記者』が、公開11日目に興行収入2億円を突破した(数字は配給調べ)。

【写真】『新聞記者』予告編

 『サニー 永遠の仲間たち』『怪しい彼女』などの韓国の人気女優ウンギョンと、『娼年』『居眠り磐音』、「パーフェクトワールド」(関西テレビ・フジテレビ)など映画やドラマで主演が続く松坂がダブル主演を務める本作。大学新設計画にまつわる極秘情報の匿名FAXを受け取り、真相究明に奔走する東都新聞の記者・吉岡(ウンギョン)と、国民に尽くす信念と現実の任務の狭間で葛藤する内閣情報調査室官僚・杉原(松坂)。立場の異なる2人の人生が交錯するなかで、思いもよらぬ真実が浮かび上がっていくさまを、緊迫感たっぷりに活写する。『オー!ファーザー』『デイアンドナイト』などの俊英・藤井道人がメガホンをとった。

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 143館で公開された本作は、1週目(6月28日~7月4日)は累計動員数10万6,807人、興収1億2,920万9,860円を記録。7月5日から8日までの4日間を加算すると動員数17万2,127人、興収2億1,055万5,640円となり、興行通信社より発表された全国映画動員ランキングでは10位から8位にランクアップした。また、初週末3日間の数字(動員:4万9,871人/興収:6,233万1,930円)を、2週目週末が上回り(動員:5万1,229人/興収:6,485万8,230円)、動員対比102.9%、興収対比104.1%と好調な推移となっている。

 配給によると客層は従来の中高年層に加え若い層が徐々に増えてきており、42劇場で売り切れとなっていたパンフレットも1万部の増刷が決定したという。(編集部・石井百合子)

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