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マーベル巨匠スタン・リー、マネージャーに虐待されていた

スタン・リー(今年4月撮影)
スタン・リー(今年4月撮影) - Axelle / Bauer-Griffin / FilmMagic / Getty Images

 「X-MEN」「スパイダーマン」など数々のマーベルコミックスの原作を手掛けてきたアメコミ界の巨匠スタン・リー(95)が、マネージャーから虐待されていたようだ。現在、ロサンゼルス市警が“老人虐待”の疑いで捜査中だと The Hollywood Reporter などが報じた。

【写真】『ベイマックス』にもカメオ出演しているスタン・リー

 スタンは現地時間13日、彼のビジネスマネージャーで、個人的なアドバイザーも務めているキア・モーガンに対し、接近禁止命令を取得するための申し立てを行ったとのこと。裁判所はすでに一時的な接近禁止命令を出している。申し立てには、モーガンがスタンの視力や聴力、判断力の衰えを利用して不当に利益を得ていたことや、スタンの家に移り住み、家族や関係者がスタンと接触できないようにして彼を孤立させていたことなどが記されているという。

 今年4月に“老人虐待”疑惑が報じられた際にはいくつかの動画で報道を否定していたスタンだが、その動画はいずれもモーガンによって撮影されたものだった。モーガンは先日、警察に虚偽の報告をした疑いで逮捕され、2万ドル(約220万円・1ドル110円計算)の保釈金を支払って釈放されたばかり。この逮捕についての詳細は明らかになっていないが、スタンの自宅に銃を持った2人組の男が現れ、警察騒ぎになったことと関係しているのではないかとみられている。(編集部・市川遥)

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