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速水もこみち、役者と実業家の使い分けの妙

実業家としても大成功!
実業家としても大成功! - 写真:日吉永遠

 映画『となりの怪物くん』で、主演の菅田将暉土屋太鳳らを見守る兄貴分的存在を印象的に演じた速水もこみちが、俳優業に対する思いや、料理家としても活動するなど、唯一無二な存在となった自らの立ち位置について語った。

太陽の光線を浴びてさらに輝く!【速水もこみちインタビューカット集】

 かつてテレビドラマ「ごくせん」「ヤンキー母校に帰る」など、イケメン俳優として学園ものに出演していた速水も現在33歳。最近では、俳優としてだけでなく料理家としても有名だ。2010年にレシピ本を出版したのを皮切りに、自身の料理番組を持ち、キッチンツールなどもプロデュースしているほか、企業と共同でコラボメニューを作るといった商品開発にも携わるなど、多岐にわたって活躍している。

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 その根本にあるのは好奇心で、「僕は好きなことがいっぱいあって趣味が多い。どんなアイディアでこれが生まれたんだろうと、物事の裏側にすごく興味があって、追求したくなります」とさまざまなことに挑戦したいという。その一つとして、「知的興味を抱くことがらを視聴者と一緒に勉強し、何かを発信することがやりたかった」と料理番組を持った経緯を語った。

 一方で、役者としての立ち位置にも変化があった。今回速水が演じたのは、菅田ふんする主人公らが集まるバッティングセンターの店長。若者たちの保護者的立場の役まわりは初めてで、新しいチャレンジは新鮮だったという。「僕はあまりみんなとワイワイするほうではないので、今回は若い俳優さんたちがお芝居しているのを遠くから見守っていました」と語り、その様子がちょうど役と同じだったため、劇中で描かれる青春模様を観客と同じように楽しんだことを明かした。

 好奇心旺盛で前向きな速水は、映像作品に関してもシンプルにキラキラしたものが好きだという。「その意味で、『となりの怪物くん』はピュアなキャラクターの成長物語なので、すごく好きな作品です」とアピールした。自身の好奇心に真っすぐ向き合い、俳優として活躍しつつ料理家としてもまい進する速水。唯一無二のオリジナルな成長をし続けている彼の、この先の展開が楽しみだ。(取材・文:早川あゆみ)

映画『となりの怪物くん』は全国公開中

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