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11年で159機…ハイジャックの背景は?ノンフィクション映画化

脚本のミシェル・アシュフォード
脚本のミシェル・アシュフォード - Maarten de Boer / Getty Images

 ブレンダン・I・コーナーによるノンフィクション「ハイジャック犯は空の彼方に何を夢見たのか」が映画化されるとDeadlineが報じた。

 原作は、黒人帰還兵と白人女性カップルが起こした米国史上最長時間に及ぶ飛行機ハイジャック事件を中心に、11年間で159機ものハイジャックが発生した歴史および政治的背景を解き明かすノンフィクション。テレビシリーズ「マスターズ・オブ・セックス」の企画・脚本を担当したミシェル・アシュフォードによる脚本で、製作会社ニュー・リージェンシーがプロデュースする。

 ロジャー・ホルダーとキャサリン・ケルコーのカップルは1972年、ベトナム戦争への異議を唱えてウェスタン・エアラインをハイジャック。アルジェリアまで飛行させたのちに逃亡を企てた。

 アシュフォードはプロデューサーも務める。また、著者のコーナーもエグゼクティブプロデューサーとして製作に関わる予定。(鯨岡孝子)

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