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『ボヘミアン・ラプソディ』が予想を上回るヒットで首位デビュー!

全米ボックスオフィス考

首位発進! - 映画『ボヘミアン・ラプソディ』より
首位発進! - 映画『ボヘミアン・ラプソディ』より - (C) 2018 Twentieth Century Fox

 先週末(11月2日~11月4日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が業界の予想を上回る興行収入5,106万1,119ドル(約56億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

クイーンの名曲誕生の瞬間!『ボヘミアン・ラプソディ』特別映像

 本作の製作が最初にアナウンスされたのは8年前で、主演、監督がたびたび変更になるなどトラブルが絶えなかったが、そんなことを一切感じさせない作品の出来に観客の満足度も高い。競合となる作品もしばらく出てこないため、今後の興行に期待がかかる。フレディ・マーキュリーには、テレビドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のラミ・マレックがふんした。

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 ディズニーがバレエ作品として有名な「くるみ割り人形」を実写化したファンタジー『くるみ割り人形と秘密の王国』は、手堅く興収2,035万2,491ドル(約22億円)を上げて2位デビュー。タイラー・ペリー監督のR指定ロマンチックコメディー『ノーバディーズ・フール(原題) / Nobody's Fool』は興収1,374ドル3,111ドル(約15億円)で初登場3位だった。今年2月以来久々に、トップ3が全て新作となった形だ。

 今週末は、ベネディクト・カンバーバッチが声優を務めたアニメーション映画『グリンチ』や、ベストセラー小説「ミレニアム」シリーズの映画版最新作『蜘蛛の巣を払う女』などが公開される。(編集部・市川遥)

11月2日~11月4日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ボヘミアン・ラプソディ』
2(初)『くるみ割り人形と秘密の王国』
3(初)『ノーバディーズ・フール(原題) / Nobody's Fool』 
4(2)『アリー/スター誕生
5(1)『ハロウィン(原題)
6(3)『ヴェノム
7(8)『スモールフット
8(4)『グースバンプス2:ホーンテッド・ハロウィーン(原題) / Goosebumps 2: Haunted Halloween』
9(5)『ハンター・キラー(原題) / Hunter Killer』
10(6)『ザ・ヘイト・ユー・ギブ(原題) / The Hate U Give』

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