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主題歌は米津玄師!『海獣の子供』映像美に酔いしれる海と生命の物語

映画『海獣の子供』より
映画『海獣の子供』より - (C) 2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 映画『海獣の子供』が7日に公開。海と生命をめぐる物語が描かれる本作では、壮大なアニメーションの映像美を味わうことができる。

息をのむ美しさ…米津玄師「海の幽霊」 MV【動画】

 「リトル・フォレスト」などで知られる五十嵐大介の同名長編コミックを『鉄コン筋クリート』などで知られるSTUDIO4℃の制作でアニメーション化した『海獣の子供』。中学2年生の夏休み、主人公の琉花(るか)は父親が働く水族館で、ジュゴンに育てられた“海”と“空”という名の兄弟と出会う。

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 映画公開前から話題となっていたのは、主題歌に使用された米津玄師の楽曲「海の幽霊」。映画の本編映像で構成されたMVが公開されると、その息をのむような美しさに絶賛の声が続々と上がっていた。さらに、数々の映画音楽を手掛けてきた久石譲の音楽も、深遠なテーマを扱う本作のイメージに彩りを加えている。

海獣の子供
(C) 2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 本作では、鎌倉に暮らす少女が体験するひと夏の成長譚と、世界規模で巻き起こる不思議な現象が重ね合わされており、生命誕生をめぐる神話的な物語が壮大な世界観で紡がれていく。五十嵐による原作コミックの繊細なタッチがアニメーション表現に丁寧に昇華され、圧倒的な空間の広がりを感じることができる。躍動感たっぷりな波の動きをはじめ、泡や光の反射、海に暮らす生物たちの姿が圧巻の映像美で描き出され、クライマックスに向けて怒涛の展開が繰り広げられる。

 ヒロインの琉花に声をあてたのは、役と同じ14歳の芦田愛菜。これまでもアニメーション映画で声優を担当してきたほか、連続テレビ小説「まんぷく」では史上最年少でナレーションを務めた経験もある。今作では、等身大の女性をストレートな表現で演じている。ほかにも、映画『リメンバー・ミー』で日本語版の吹き替え声優を務めた石橋陽彩、NHK大河ドラマ「真田丸」で存在感を発揮した浦上晟周、映画『レディ・プレイヤー1』にてスティーヴン・スピルバーグ監督に才能を見出された森崎ウィン。さらに稲垣吾郎蒼井優渡辺徹田中泯富司純子といった実力派な面々が集結した。(編集部・大内啓輔)

映画『海獣の子供』は全国公開中

米津玄師 - 海の幽霊 Kenshi Yonezu - Spirits of the Sea » 動画の詳細
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