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『アバター』続編はゴッドファーザー的作品に!

続編は家族のサーガに! - 映画『アバター』より
続編は家族のサーガに! - 映画『アバター』より - 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ジェームズ・キャメロン監督が、大ヒット映画『アバター』の続編は『ゴッドファーザー』のような「数世代にわたる家族のサーガ」になると明かした。米AMC局の新ドキュメンタリー「ジェームズ・キャメロンズ・ストーリー・オブ・サイエンス・フィクション(原題) / James Cameron’s Story of Science Fiction」のプレスイベントでのキャメロン監督の発言を、EW.comなどが報じた。

【画像】若い!『アバター』続編キャスト

 『アバター』(2009)は、衛星パンドラにやって来た人間ジェイク(サム・ワーシントン)が、人間とそこで暮らすナヴィ族との抗争に巻き込まれるさまを描いたアドベンチャー超大作。革新的な映像技術が話題を呼び、世界歴代興行収入ランキングで1位となる27億8,796万5,087ドル(約3066億7,615万9,570円)を稼ぎ出した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

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 今回のイベントで『アバター』の続編の内容について聞かれたキャメロン監督は「わたしは5人の子供の父親であり、もし『アバター』が家族ドラマだったら、もし『ゴッドファーザー』のようだったらどんなストーリーになるだろうと考え始めたんだ」とプライベートで父親であることが構想に大きく影響したとコメント。「もちろん『ゴッドファーザー』とは全然違うジャンルだが、わたしはこのアイデアにすごくそそられた。そういうわけで、『アバター』は数世代にわたる家族のサーガになった。第1作とは随分違う作品なんだ」。

 実際に昨年9月、『アバター』続編の撮影が4本同時に始まったと発表された際、続編にはジェイクとナヴィ族の女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の間に生まれた三人の子供が登場することになると明かされていた。彼らが重要な役割を果たすことは間違いないだろう。キャメロン監督は「観客が観たことがないだけでなく、想像すらしたことのないものを提示したい」と語るなど、前作で世界を驚かせた革新的な映像技術をもう一段レベルアップさせる一方で、深い家族の物語としての『アバター』続編の制作に全力で取り組んでいる。

 ちなみに、キャメロン監督は第2弾~第5弾を一挙に撮影し、第2弾を2020年12月18日、第3弾を2021年12月17日、第4弾を2024年12月20日、第5弾を2025年12月19日に全米公開する予定だったが、昨年11月には「第2弾と第3弾が十分な興行収入を稼げなければ、第4弾と第5弾は制作されない」と Vanity Fair に語っていた。まずはこの2本に注力するようだ。(編集部・市川遥)

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