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ヒトラーと同じ名前を子供に付けるのか?『お名前はアドルフ?』6月日本公開

捧腹絶倒の家族バトル!
捧腹絶倒の家族バトル! - (c) 2018 Constantin Film Produktion GmbH

 ヨーロッパで旋風を巻き起こした舞台「名前」を映画化し、ドイツで150万人の動員を記録した映画『How About Adolf?(英題)』の邦題が『お名前はアドルフ?』に決まり、6月より日本公開される。愉快なディナーが一転、出席者の一人が子供の名前を「アドルフ」にすると発表したことから巻き起こる騒動を描いたコメディーだ。

 哲学者で文学教授のステファンと妻エリザベスが、弟トーマスと恋人、幼なじみのレネを招いて自宅でディナーをするところから物語は始まる。しかし、出産間近の恋人を持つトーマスが、生まれてくる子供の名前を「アドルフ」にすると発表したことから、「アドルフ・ヒトラーと同じ名前を子供につけるのか? 気は確かか!?」と大論争が勃発。名前の話はドイツの歴史やナチスの罪に発展し、家族関係を揺るがす最大の秘密まで暴かれることに……。90分間リアルタイムで、捧腹絶倒の家族バトルが繰り広げられる。

 原作は、2010年にフランスで上演された舞台「名前」。イギリスなどでも上演されたほか、フランス、イタリアで映画化されて大ヒットを記録した。そして真打というべきドイツで映画化されたのが、本作となる。監督は『ベルンの奇蹟』のゼーンケ・ヴォルトマンで、『はじめてのおもてなし』のフロリアン・ダーヴィト・フィッツ、『帰ってきたヒトラー』のクリストフ・マリア・ヘルプスト、『ヒトラー ~最期の12日間~』のユストゥス・フォン・ドナーニーなどが出演している。(編集部・市川遥)

映画『お名前はアドルフ?』は6月よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開

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