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ギレルモ・デル・トロ監督がハリウッド殿堂入り

おめでとうございます! - ギレルモ・デル・トロ監督
おめでとうございます! - ギレルモ・デル・トロ監督 - Amanda Edwards / WireImage / Getty Images

 映画『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督がハリウッド殿堂入りを果たすことが、同式典を主催する Hollywood Chamber of Commerce の公式サイトによって明らかになった。

【作品写真】アカデミー賞作品賞受賞!『シェイプ・オブ・ウォーター』

 式典は、8月6日午前11時半(米西海岸時間)に、ハリウッド・ブルバードにある Line Friends Hollywood Los Angels Store の前で行われ、ゲストスピーカーとして映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のJ・J・エイブラムス監督、アルバム「Born to Die」を手掛けた歌手ラナ・デル・レイらが参加する予定。

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 デル・トロ監督は、1964年メキシコのグアダラハラ生まれ。少年時代から映画作りに関わり、後に大御所メイクアップ・アーティスト、ディック・スミスのもとで特殊メイクアップや特殊効果を学ぶ。その経験から短編やテレビシリーズを手掛けた後、1993年ロン・パールマンが出演した『クロノス』で長編映画デビュー。ミラ・ソルヴィノ主演の『ミミック』でハリウッド・デビューも果たし、ウェズリー・スナイプス主演の人気シリーズ『ブレイド』の続編『ブレイド2』でメガホンを取り、1作目を超えるヒットを記録。彼自身が長年のファンだったマイク・ミニョーラの原作コミック「ヘルボーイ」の映画化を実現させ、『パンズ・ラビリンス』がアカデミー賞やカンヌ国際映画祭をはじめ、世界的に高い評価を受けた。その後も「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚(たん)となる大作『ホビット』シリーズの脚本を執筆し、『パシフィック・リム』で久々に監督を務め、テレビシリーズ「ストレイン」の製作も手掛けるなど手腕を発揮してきた。そして、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)で、ついにアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞した。

 デル・トロ監督は、2,669人目のスターとして、ハリウッド殿堂入りを果たすことになる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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