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京都国際映画祭でSDGsテーマにした新喜劇!人気芸人集結

難しいことも笑いに!
難しいことも笑いに!

 12日、京都で開催されている「京都国際映画祭2018」で地球の未来をより良くするための17の目標「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」をテーマにした「SDGs吉本新喜劇」の公演のほか、映画の上映、トークショーなど様々なイベントが行われ、吉本新喜劇の座長を務める川畑泰史すっちー酒井藍のほか、新喜劇の人気芸人たちが集結した。

【画像】「SDGs花月」メンバーも出席した京都国際映画祭2018オープニングセレモニー

 本イベントは、持続可能な開発目標「SDGs」を笑いの力でわかりやすく伝えることをコンセプトに映画祭を主催する吉本興業と国連が昨年より取り組んでいるイベント。第一部では、木村祐一がインタビュアーとして180人の芸人たちに肉薄したドキュメンタリー『ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。』の長年のコンビ愛に迫った「オール阪神・巨人編」「宮川大助・花子編」の上映会と、大ヒット漫画「ツレがうつになりまして。」の原作者・細川貂々・ツレ夫妻のトークショー。第二部は、人気芸人たちが17の開発目標を即興でネタに盛り込んで優勝者を決定する「SDGs-1グランプリ」と「SDGs吉本新喜劇」が行われた。

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 ラストを飾ったSDGx吉本新喜劇は、川畑、すっちー、酒井という3人の座長が、定番の「乳首ドリルすな」をはじめとする新喜劇ギャグを盛り込みながらSDGsを見事に笑いへと昇華させ、会場には大きな笑い声が響いていた。

ドリルすな~

 公演後には、国連広報センター所長の根本かおるさんが登壇し「盛りだくさんで紹介していただいて、こういう形で発信してくださるのはとても珍しい。ニューヨークでも評判です」と大絶賛。その言葉に、川畑ら座長一同は「英語で新喜劇ならいつでも準備オッケーですよ!」と意気込みを見せる一方で、記者からの「中高の英語の成績は?」との質問にすっちーと酒井は「ゼロ!」と自信たっぷりに英語力ゼロを逆(?)アピールした。

 SDGsは世界的な指針だが、まだまだ浸透はしていないという現状の中、「お笑いで伝える」ことでハードルは随分低くなる。川畑は今回の試みについて「真面目な話に笑いを盛り込むことはできるんですが、観客の方々がどう感じるかが一番怖いところではあります」と不安を明かしたが、根本さんは「コメディーの中にSDGsを取り入れたのは吉本さんとの新たな試みです。敷居を下げるという意味合いがとても強いので、非常にありがたいと思っております」と難しいテーマを笑いにした芸人たちの努力を称えていた。(取材・文:森田真帆)

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