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助っ人美女が大活躍!「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第3話

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 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマシリーズ第2弾「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の第3話が2日、Disney+(ディズニープラス)で配信されました。

 アベンジャーズ/エンドゲーム後の世界で、キャプテン・アメリカから盾を託されたファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)とウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)の新たな戦いを描く本作。第2話では、サムとバッキーの再会、2代目キャプテン・アメリカが本格登場、謎の組織とのバトルなど怒涛の展開が繰り広げられました。折り返し地点となる第3話は、果たしてどんなドラマが待ち受けるのでしょうか。

 今週もシネマトゥデイ編集部から、ほぼ全てのマーベル関連取材に携わってきた入倉と、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギのサインが家宝な生粋のMCUファン・倉本が第3話を鑑賞。今後の展開予想と共に熱くエピソード3の魅力を語ります!

シャロン・カーターがついに登場!今週のアクション

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ちょっとワルな感じに!シャロン・カーター

入倉:ついにシャロン・カーターが出てきたね! 今回のアクションでは、サムとバッキーではなく彼女がメインだといえるくらいの活躍だった!

倉本:シャロンはMCUで再登場のたびに身分が変わっていますよね。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)のエージェント、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではCIA捜査官で、今回は無法者ですよ!

入倉:めちゃくちゃ、うらぶれてたよね(笑)。『シビル・ウォー』の後に彼女がどうなったのかよくわかっていなかったけど、まさか国にも帰れず、放っておかれていたとは……。優等生イメージだったのがすっかり戦い方も荒々しくなっていて、まるで『ジョン・ウィック』みたい!

倉本:本当にそれ思いました! みんなの携帯に懸賞金の連絡が来る演出とかまさに『ジョン・ウィック』でしたね(笑)。シャロンの戦い方は、S.H.I.E.L.D.所属時に学んだスタイルをベースに、自分なりのアレンジが加えらえている気がしました。

入倉:キャラクターの内面の変化が、しっかりとアクションにも反映されているのがすごいよね。マーベル作品のなかでもかなりダーティーなファイトシーンで大興奮だったよ!

倉本:シャロン役のエミリー・ヴァンキャンプ、相当体張っていましたよね! まさに最強の助っ人ってくらいの活躍でした。

入倉:男どもがごたごたやっている間に、裏で全部一人で片付けちゃうっていう(笑)。本当にかっこいい。今の彼女ならブラック・ウィドウ並みの活躍ができると思う。

倉本:現在のシャロンを、スティーブやペギーが見たらどう思うんでしょうね?(笑)

入倉:今回ついにヘルムート・ジモが登場したけど、彼も強くなかった?

倉本:彼があんなに戦ったのは初めてですよね! しかも、原作コミックのようにマスクを被って! あれは、マーベルファン感動の瞬間でした。その前に、ジモが車から荷物を取るシーンでマスクをちらつかせる演出もニクいですよね。あと、ジモはお金持ちなんですね(笑)。プライベートジェットを所有して、しかも執事までいるなんて!

入倉:トニー・スターク並みの金持ち(笑)。ジモの登場で、サムとバッキーのバディに、トリオの要素が加わるのも面白かった!

ジモが加わりまさかのトリオ結成!今週のバディ感

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ジモ、サム&バッキーとトリオ結成!?

倉本:今回はまさにサム、バッキー、ジモのトリオでしたよね!

入倉:あのバッキーとジモに挟まれて、サムの人の好さがより現れていて面白かったね。

倉本:スマイリング・タイガーというヤバい名前の派手なワルに変装させられたサム、すごかったですね(笑)。サムとバッキーのバディに、ジモという問題児が加わったことで、三人のバチバチ感がまたたまらないんですよね。いつ、マズいことが起こるかわからないという感じ!

入倉:そしてバッキーは今回、情報を得るためにウィンター・ソルジャーのフリをすることに。暗殺者としての過去に向き合う結構ハードな展開なんだけど、サムのシーンが程よいユーモアを入れ込んでくれているから、楽しんで観られたね。

倉本:車に乗ったサムとバッキーの座席のやり取り、『シビル・ウォー』のオマージュでしたね! 二人の座席の配置を変えて再現するの、感動しました。また今回は、ジモが登場したことで、三人がアメリカを飛び出して世界に繰り出しましたね。キャラクターが世界各国を飛び回るドラマシリーズは珍しい。そういったスケール感もさすがマーベル・スタジオ! と称賛したいです。

入倉:世界中を移動してミッションをこなしていく感じがいいよね。よりMCUの世界観が広がった気がする。『ブレードランナー』的なマドリプールの街もよかった! 日本語のネオン看板とかギラギラ光っててすごくかっこいいの。

倉本:ほんとに今回はさまざまな映画のオマージュが散りばめられていましたね。

入倉:往年の名作アクションの面白い要素が全て詰まっている感じだよね。毎回違ったアプローチで本格的なアクションを見せてくれるから、それだけで感動ものだよ。

倉本:そしてマドリプールで気になったのが、パワー・ブローカーという謎の存在。超人血清にまつわる事件の裏にいる人物ですよね。原作コミックにもパワー・ブローカーというキャラクターは存在しています。MCUでは原作と映画で設定が違うキャラクターが結構いるので、本作でどのように描かれるのか楽しみです!

入倉:今回、姿は見せなかったけど黒幕っぽい雰囲気だよね。ただの犯罪者集団に見えたフラッグ・スマッシャーズにも事情がありそうだし。サムとバッキーだけじゃなくて、敵も含めた人間ドラマも面白くなってきたね。

バッキーの線も出てきた?2代目キャプテン・アメリカ予想

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ますます怪しくなってきたジョン・ウォーカー

入倉:ジョン・ウォーカーに、焦りが見えてきたかな?

倉本:冒頭で少し暴力的なシーンも見られました。

入倉:“キャプテン・アメリカ”の名前が重くのしかかっている感じだよね。「こんなことキャップは言わない!」っていうことまで思わず口走ってしまう(笑)。

倉本:彼の焦りが、今後どう行動に現れていくのか気になります。

入倉:このまま悪い方向に暴走しちゃったらと思うと怖いね。先週まではジョン・ウォーカーの線もあると思っていたけど、ちょっとわかんなくなってきたね。

倉本:サムたちも、新キャップのことはまだ受け入れていないですからね……。バッキーは相変わらず盾を取り戻すと発言していましたし。

入倉:一方で、追われる身になり、星条旗への信頼を失ったシャロンが登場したことで、サムにも迷いが生じる。キャップの盾がそんな重要なのかと。これは、バッキーが盾を受け継ぐ可能性も出てきたんじゃない?

倉本:もう盾なんて必要ないじゃん! という雰囲気になってきましたからね(笑)。

入倉:でも、バッキーは誰よりも盾への思いが強いからそれを許せない。

倉本:バッキーは、スティーブがキャップになった時からそばで見守っていましたからね。キャップになったスティーブの葛藤も知っていますし、彼が新キャップになりそうな気もしてきました。

入倉:コミックだと、バッキーがキャプテン・アメリカだった時期もあるんだよね。そうなると可能性は高そうだし、第1話からここまで本当に二転三転してくるなぁ。

倉本:ほんとに、毎回僕たちの予想を超えてきますよね! 今回の終わり方もそうですし(笑)。

入倉:サムと思ったら、ジョン・ウォーカーが出てきて、やっぱりバッキーかもって(笑)。本当にわからなくなってきた!

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスで毎週金曜配信
ディズニープラス公式サイト
(C) 2021 Marvel

【プロフィール】
シネマトゥデイ編集部・入倉功一
ほぼ全てのマーベル関連の取材に携わり、サンディエゴ・コミコンにも参加。キャプテン・マーベル正式発表の場に居合わせたのは今でも自慢。ケヴィン・ファイギ、アンソニー・ルッソ、ジェームズ・ガンなどにインタビュー経験あり。ベストMCU作品は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。

シネマトゥデイ編集部・倉本拓弥
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は劇場で7回鑑賞。『エンドゲーム』の渡航取材でロバート・ダウニー・Jrとすれ違ったのは今でも忘れない。プライベートでも海外のコミコンに参戦し、原作コミックも集めている。ベストMCU作品は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』。

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