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ドリームワークス・アニメーションがパラマウント・ピクチャーズを離れ、20世紀フォックスと5年間の配給契約を結ぶ!

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ドリームワークスの最高経営責任者ジェフリー・カッツェンバーグ
ドリームワークスの最高経営責任者ジェフリー・カッツェンバーグ - David McNew / Getty Images

 映画『カンフー・パンダ』シリーズや『シュレック』シリーズなどでおなじみのドリームワークス・アニメーションが、20世紀フォックスと配給権を含めた5年間の契約を結んだことがL.A. Timesや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。

 これは、2006年からパラマウント・ピクチャーズと7年間の契約を結んでいたドリームワークス・アニメーションが、去年7月にパラマウント・ピクチャーズが自らアニメ用の事業部を設立し、映画『ランゴ』をドリームワークス・アニメーションのもとを離れて製作して公開。さらに、パラマウント・ピクチャーズは今後もこのアニメ用の事業部を通してアニメを制作していく意向を示し、7年間の契約を待たずに新展開を図っていたため、見切りをつけたドリームワークス・アニメーションは、今回新たに20世紀フォックスと契約を結んだようだ。

 今回の契約でドリームワークス・アニメーションは、同会社で製作された作品の興行とDVDのセールスのうち、8%を20世紀フォックスに支払うことになる。これは、これまでパラマウント・ピクチャーズと契約してきたパーセンテージと変わらないそうだが、デジタル配給やオンデマンド放送での歳入も見込んでの契約のようだ。

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 ただ、20世紀フォックスには映画『アイス・エイジ』などを製作したブルー・スカイ・スタジオというアニメ製作部門があり、今後ドリームワークス・アニメーションと、どのようにタッグを組んでいくか注目されている。

 ドリームワークス・アニメーションが20世紀フォックスのもとで初めて配給する作品は、映画『ザ・クルーズ(原題) / The Croods』で来年の3月22日公開予定だ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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