北九州市の小倉昭和館、5月30日より営業を本格再開

　新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて臨時休館していた福岡県北九州市の映画館・小倉昭和館が、5月30日より営業を再開する。

　緊急事態宣言の解除に伴い、営業再開を決定した同劇場。再開記念のプレオープンとして5月22日から29日の1週間は『グッドバイ～嘘からはじまる人生喜劇～』を上映していた。

　再開にあたり、来場者にはマスク着用や手指のアルコール消毒、咳エチケットへの協力を呼びかけ。劇場スタッフもマスクを着用して接客を行うほか、チケットや現金の直接の受け渡し、ひざ掛けの貸し出しも当面の間は控えるとしている。また、換気や座席の消毒作業、ソーシャルディスタンス（社会的距離）の確保にも努める。

　1939年にオープンした同劇場では2本立てで上映が行われており、30日からは1号館にて『記憶にございません！』と『最高の人生の見つけ方』、2号館にて『ホテル・ムンバイ』と『エンテベ空港の7日間』がラインナップされている。上映期間やスケジュール、感染対策についての詳細などは公式サイトから確認のこと。（編集部・大内啓輔）