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ついに最終回、真の2代目キャプテン・アメリカ決定!「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」

ファルコン&ウィンター・ソルジャー

 アベンジャーズの二大ヒーローの活躍を描いたマーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の第6話が23日、Disney+(ディズニープラス)で配信されました。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のキャプテン・アメリカを失った世界で進行する陰謀を描いたシリーズが、ついに最終回を迎えました

 犯罪集団フラッグ・スマッシャーズの行動が激化するなか、それぞれの決意を胸に最終決戦に挑むファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)とウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)。ついに2代目キャプテン・アメリカの座から降りたジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)も暗躍するなか、二人の戦いの結末は?

 今週もシネマトゥデイ編集部から、ほぼ全てのマーベル関連取材に携わってきた入倉と、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギのサインが家宝な生粋のMCUファン・倉本が第6話を鑑賞。シリーズを総括しながら、エピソード6の魅力を語ります。

真の2代目キャプテン・アメリカが仲間たちと戦う!今週のアクション

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
過去から解き放たれたバッキーのバトルもアツすぎる!

倉本:最終話はまさに総力戦! 「ワンダヴィジョン」のラストに続いて、今回もマーベル作品らしい壮大なクライマックスでしたね。序盤から真の2代目キャプテン・アメリカが登場したり、集大成というべき展開の連続でした。

入倉:新たなキャップのもと、最終決戦の場に敵も味方もそろう。王道って感じでものすごく興奮した! しかも決戦の舞台はニューヨークで、1作目の『アベンジャーズ』と一緒だし。

倉本:市街地での戦いはやっぱり熱いですね! 人質を助けるためにヒーローが悪者に立ち向かうという、王道ヒーロー映画っぽさがあるんですよね。

入倉:ハルクみたいなスーパーパワーを持ったヒーローが出てこない分、アクションがリアルだよね。今回は、高層ビルの屋内からストリートファイト、工事現場を舞台にしたバトルと、シチュエーションが目まぐるしく変わっていって、総決算っていう感じだった。

倉本:やはり何と言っても、葛藤を乗り越え、真の2代目キャプテン・アメリカとなったサムですよ! スティーブのキャップと違って、飛行しながら戦えるのが新鮮ですよね。スティーブの意志を受け継ぎつつ、ファルコンとして培ってきたサムの戦闘スキルを融合させた全く新しい戦い方も最高でした!

入倉:常に仲間に指示を出したり、どうやったら人を救えるか考えながら戦っているのがキャップらしいよね。シリーズを通して描かれてきた“スーパーパワーだけがヒーローの条件じゃない”ってことを、今回のサムの戦い方が体現していると思った。

倉本:序盤で敵に破壊されたレッド・ウィングも、よりハイテクになって復活しましたね! ガジェットを駆使した戦い方、盾と翼で人を守る姿も2代目キャップらしいです。

入倉:振り返ってみると、ジョン・ウォーカーは盾を攻撃するために使っていたけど、サムは基本的に自分や誰かを守るために使っている感じがした。それが象徴的だったな。

倉本:バッキーもかっこよかったですよね! やっぱり、バイクに乗る姿が様になってる! ウィンター・ソルジャーの呪縛から解放されたからか、彼のアクションも進化していて、2代目キャップを支えていくのはバッキーしかいないなと思いました。

入倉:自分のためではなく、誰かを救うための戦い。それがバッキーの救いにもなっているんだよね。フラッグ・スマッシャーズの作戦がまた過激だったから、余計にそれが際立っていた。

倉本:全6話を振り返ると、今回のドラマはMCU初期の頃のアクションが見られたりして、ある意味、原点回帰を狙ったのかなとも感じました。フェーズが進むことに、宇宙での戦いや人間離れしたアクションが連続していたので、今作ではどこか懐かしさを感じたというか。ここから新たなスタートを切るぞ! という作り手の意図を感じた気がします。

入倉:第1話でも言ったけど、ちゃんとアクションを通してキャラクターの成長や物語が描かれているのが良かったよね。今回で言えば、前回で闇落ちしたかと思ったジョン・ウォーカー。詳しくは言えないけれど、彼もまだヒーローでいられるんじゃないかっていう一面が、アクションシーンを通して上手く描かれていた。

倉本:1話も空中戦で始まり、ラストも空中戦で締めくくる展開でしたね。

入倉:あと、やっぱり最後にはサプライズがあったね! 全てが丸く収まるかと思いきや、あまりに意外な……。

倉本:他のドラマと同じく、シーズン2とか期待していいんですかね?

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
映画から大変貌を遂げたシャロンの動きにも注目!

入倉:どうなんだろう。ジョン・ウォーカーも、エージェントから大変貌を遂げて再登場したシャロンも意外な結末を迎えるからね。ある意味で、新しいキャラがたくさん生まれたシリーズでもある。彼らが今後どうなっていくのかが気になるね。

倉本:ドラマの製作陣は、本作の出来事が複数のマーベル作品に派生していくと明言しています。それがドラマシリーズになるのか、映画になるのかはわかりませんが、本作が今後のMCUを追っていくうえで重要なドラマであることは明確になりました。

入倉:本当に、まさかあいつが……! という感じだったよ!

バッキーの笑顔、プライスレス!今週のバディ感

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
サムとバッキーの心からの笑顔を見よ

倉本:キャプテン・アメリカを名乗ったサムが駆け付けた時、ニコッと笑ったバッキーの顔。サムがちゃんとキャップとして活躍している姿を見て、自分もうれしくなったから見せた笑顔かもしれませんね。

入倉:バッキーにとってサムは、自分という存在を証明する鏡のようなものなのかも。だからこそ、キャップとしてみんなに認められている姿が、たまらなくうれしいんじゃないかな。

倉本:感動的なスピーチを終えたサムに、バッキーが「キャップ」と呼んでいるところも、彼を2代目キャップと認めた感じでよかったです。

入倉:それこそ、映画からずっとためてきた感情が報われた瞬間だよね。

倉本:全6話を通して、サムとバッキーの距離感は最高でしたね! ちゃんと二人が笑顔でドラマが終わるのもいい!

入倉:ラストのバッキー、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』からずっと見てきた中で、一番自然な笑顔だったかもしれない。こっちまで報われた気分になったよ!

倉本:あんなに笑顔で子供たちをあやしているバッキー見たことないですよ! バッキーファンとしてもうれしい光景です!

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
シリーズを通してバッキーが出した結論とは?

入倉:これまでバッキーは、暗殺者としての過去があるから汚れ仕事は俺がやるみたいな態度で、ある意味で自分を傷つけるような戦いをしてきた。サムとの絆があったからこそ、そうじゃない場所に踏み出せたというか。名実ともにキャップの横に並べる存在になった気がするね。

倉本:クレジットまで気を抜けないのがマーベル作品。ラストのタイトル表記にも注目です!

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスで配信中
ディズニープラス公式サイト
(C) 2021 Marvel

【プロフィール】 シネマトゥデイ編集部・入倉功一
ほぼ全てのマーベル関連の取材に携わり、サンディエゴ・コミコンにも参加。キャプテン・マーベル正式発表の場に居合わせたのは今でも自慢。ケヴィン・ファイギ、アンソニー・ルッソ、ジェームズ・ガンなどにインタビュー経験あり。ベストMCU作品は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。

シネマトゥデイ編集部・倉本拓弥
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は劇場で7回鑑賞。『エンドゲーム』の渡航取材でロバート・ダウニー・Jrとすれ違ったのは今でも忘れない。プライベートでも海外のコミコンに参戦し、原作コミックも集めている。ベストMCU作品は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』。

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