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写真で振り返る、東京国際映画祭30回の歴史

第30回東京国際映画祭

今年で30回を迎える東京国際映画祭。記念すべき第1回から、30回の歴史を写真で振り返ります。

記念すべき第1回!(1985年)

 1985年、第1回東京国際映画祭が、現在行われている六本木ではなく、渋谷で開催。ワールドプレミアとなる黒澤明監督の『』で幕を開けた。映画祭にもかかわらず、“世界映画人チャリティー・テニス・トーナメント”なるものが開催され、スターたちがテニスを披露する一幕も。

ハリソン・フォード
『刑事ジョン・ブック 目撃者』の特別上映に合わせて来日したハリソン・フォード - (C)1985 TIFF

⇒黒澤明監督やシェールなど、第1回に参加したスターたちはこちら

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第2回~第9回(1987~1996年):毎年開催に!ハリウッドスターも続々来日

 第4回以降はそれまでの隔年開催から、毎年開催に。黒澤明監督をはじめ、大島渚監督、鈴木清順監督など、名だたる監督勢に加え、ウィル・スミスメル・ギブソンスーザン・サランドンなどハリウッドの人気実力派スターたちも続々来日し、盛り上げた。イーサン・ホークの初々しい姿も。

ウィル・スミス
『インデペンデンス・デイ』のオープニング上映に駆けつけたウィル・スミス(右)とローランド・エメリッヒ監督 - (c)1996 TIFF

⇒高倉健さんから、ウィル・スミス、メル・ギブソンまで、第2回~第9回に参加したスターたちはこちら

第10回~第15回(1997~2002年):トム、ブラピ、ディカプリオが勢ぞろい!

 トム・クルーズブラッド・ピットレオナルド・ディカプリオといった、ハリウッドきっての人気トップスターが参加。あの『タイタニック』のワールド・プレミアにはじまり、『アルマゲドン』や『チャーリーズ・エンジェル』など当時の大ヒット作がお披露目となった。

レオナルド・ディカプリオ
『タイタニック』のワールド・プレミア上映に登壇したジェームズ・キャメロン監督(右)とレオナルド・ディカプリオ - (c)1997 TIFF

⇒トム、ブラピ、ディカプリオらがそろい踏み!第10回~第15回に参加したスターたちはこちら

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第16回~第20回(2003~2007年):皇室チャリティー上映が実現!

 韓流ブーム真っ只中の映画祭にも代表格のチェ・ジウイ・ビョンホンが登場。某CMの宇宙人でもおなじみ、今年の審査委員長を務めるトミー・リー・ジョーンズも監督・主演作を引っさげ来日した。また、節目の第20回には、映画祭の歴史で初めて皇后陛下がご臨席され、皇室チャリティー上映が実現した。

皇室チャリティー上映
『オリヲン座からの招待状』の皇室チャリティー上映にて、皇后陛下に挨拶する宮沢りえ(中央)と加瀬亮 - (c)2006 TIFF

⇒韓流から皇室チャリティー上映までバラエティーに富んだ、第16回~第20回に参加したスターたちはこちら

第21回~第25回(2008~2012年):グリーンカーペットが出現!

 “地球を守る=エコロジー”のテーマを象徴して、レッドカーペットならぬグリーンカーペットが出現した第21回(この後、第26回まで続く)。震災後の開催となった第23回は「東京国際映画祭in仙台」特別上映会を実施したり、被災地での上映活動支援などを目的とした募金活動を行うなど、「TIFF ARIGATOプロジェクト」を展開した。

アバター
世界的大ヒット作『アバター』はスペシャル・プレゼンテーションが行われ豪華キャストが来日(左から、プロデューサーのジョン・ランドー、出演のゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、シガーニー・ウィーヴァー) - (c)2009 TIFF

⇒グリーンに映えるシックな出で立ちが目立つ、第21回~第25回に参加したスターたちはこちら

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第26回~第29回(2013~2016年):ゲスト登壇回数最多はゴジラ!

 第27回以降は再びレッドカーペットに。「CROSSCUT ASIA」や釜山、香港、上海での国際映画祭との連携により、アジア全域の映画振興に取り組む体制を築いたり、SAMURAI(サムライ)賞やARIGATO(ありがとう)賞の新設により映画人の功績をたたえるなど、新たな挑戦をし続けている。

ゴジラ
ARIGATO賞授与式に受賞者の新海誠監督、妻夫木聡、高畑充希、「世界に類を見ないキャラクターの最高峰」として受賞のゴジラが登壇 - (c)2016 TIFF

⇒コッポラ親子にメリル・ストリープ、そしてベイマックスまで、第26回~第29回に参加したスターたちはこちら

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