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鈴鹿央士、初の単独主演映画は「のびのびとやらせてもらった」

「ドラゴン桜」でも話題を呼んだ鈴鹿央士
「ドラゴン桜」でも話題を呼んだ鈴鹿央士

 俳優の鈴鹿央士が5日、東京・スペースFS汐留で行われた映画『星空のむこうの国』の七夕直前完成披露試写会に出席。映画単独初主演作となった本作の撮影を振り返った。

鈴鹿央士、秋田汐梨、佐藤友祐ら浴衣姿で登壇!イベントの様子【写真】

 本作は、1986年に小中和哉監督が発表した同名長編映画を35年ぶりに自らリメイクしたラブロマンス。夢に現れる美少女・理沙(秋田汐梨)と現実に対面した男子高校生の昭雄(鈴鹿)が、時空を超えた恋模様を繰り広げる。舞台あいさつには鈴鹿と秋田と共に、小中監督、共演者の佐藤友祐lol)と有森也実も登壇した。

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 この日、揃って夏らしい浴衣姿で登壇したキャスト陣。先日最終回を迎えた「ドラゴン桜」での演技も記憶に新しい鈴鹿は、主演を務めた本作の撮影を振り返って「撮影現場では自由にやらせてもらいました。僕からしたらすごくやりやすくて、いい雰囲気でのびのびとやらせてもらいました」と充実の表情を見せる。

 そんな鈴鹿が演じた昭雄のイメージは、リハーサルを重ねながら作っていったそう。ファンタジー作品はあまり経験がないという鈴鹿は「(物語の設定が)パラレルワールドで、自分が死んだ世界に行って、友だちに『お前は死んだんだ』と言われたりして。頭が混乱したのですが、作品の中で(昭雄が)男として成長するのを演じることができたのは楽しかった点でした」と話す。

 佐藤は鈴鹿の撮影現場での様子について「役に入った途端に変わる。すっと切り替わるところがすごかったです」と紹介。佐藤は昭雄の親友を演じたが、「台本をいただいたときに、長ゼリフが多いな、と……。昭雄の親友役ですけど、よくわからない言葉もたくさんあって、これは台本を読まなきゃと3日でセリフを覚えました。誰よりも台本を読み込んだという感じがします」と振り返る。

 イベント終盤には、短冊で“星空のむこう”に祈る願い事を発表するパフォーマンスも行われた。鈴鹿は「イギリスでサッカー観戦。コロナが早く終息しますように」と希望を込める。佐藤はやはりコロナで行えなかった「打ち上げに行きたい」と書き、秋田も大学に入学したものの授業がリモートであることを嘆きつつ「友だちができますように」とそれぞれに思いを書いていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『星空のむこうの国』は7月16日より公開

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