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井上祐貴「ウルトラマンタイガ」後の撮影で映画の大変さを痛感

ハードスケジュールだったことを振り返った井上祐貴
ハードスケジュールだったことを振り返った井上祐貴

 俳優の井上祐貴が23日、都内で行われた映画『Bittersand』公開直前同窓会イベントに出席。『ウルトラマンタイガ』シリーズで主演を務めるなど、俳優として注目を浴びる井上は、本作の撮影で「映画ってこんなにきついんだ」と感じたことを明かした。

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 本作は、高校時代に黒板に書かれたクラスの相関図によって、誹謗中傷の的になってしまい日常が暗転した男女が、大人になった7年後に再会し、当時の忌まわしい記憶を塗り替える企てをする姿を描く。この日のイベントには萩原利久木下彩音柾木玲弥溝口奈菜遠藤史也搗宮姫奈杉岡知哉監督も登壇した。

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 撮影が行われたのは約2年前。井上にとっては「ウルトラマンタイガ」の撮影が終わってすぐにクランクインした作品だといい、「約8日間で撮影を行ったのですが、1日2~3時間しか寝られないようなスケジュールもあり、『映画ってこんなにきついんだ』と思いました」と当時を振り返る。

 そんな井上を見ていた柾木は「僕らはそこまで撮影のシーンが多くなかったので、夜はみんなでワイワイ騒いでいたんです。そんななか、夜遅く(井上が)疲れて帰ってきても文句ひとつ言わず、撮影に備えていて、本当に真面目な人なんだなと思いました」と撮影エピソードを明かした。

 また、作品にちなみ「7年後の自分にどんな言葉をかけたいか?」と司会者から問われた井上は、「後悔せずに生きていてほしい」と語ると「今から7年間を全力で過ごして、7年後に『胸を張って後悔はないです』と言える自分でいたい」と熱い思いを吐露していた。

 撮影から公開まで2年という歳月を要した本作。井上は「こんな状況下、無事映画が公開できることが何よりも嬉しいです」と笑顔を見せると、「過去に向き合うことの大切さや、一歩前に踏み出してみようと思えるメッセージ性の強い作品。ぜひたくさんの方々に観ていただきたいです」と映画をアピールしていた。(磯部正和)

映画『Bittersand』は6月25日よりシネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

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