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U-NEXT、HBO・HBO Maxオリジナル作品配信 米ワーナーメディアと独占契約

4月1日からU-NEXTが配信する「レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星」
4月1日からU-NEXTが配信する「レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星」 - (C)2021 WarnerMedia Direct, LLC. All Rights Reserved. HBO MaxTM is used under license.

 動画配信サービス「U-NEXT」を運営する株式会社U-NEXTは30日、米ワーナーメディアとSVOD(定額制動画配信)における独占パートナーシップ契約を締結したことを、都内で開催された「U-NEXT戦略発表会」で発表した。米ワーナーの動画配信サービス HBO Max のオリジナルドラマ作品などを、独占見放題配信する。

 HBO Max は、過去に「セックス・アンド・ザ・シティ」や、「ゲーム・オブ・スローンズ」などを世に送り出したアメリカの有料ケーブルテレビ放送局HBOをベースとする配信サービス。U-NEXTでは今後、HBOおよび HBO Max オリジナル新作を含む過去の作品を独占見放題作品として配信する。

 4月1日からは、「SEX AND THE CITY」(セックス・アンド・ザ・シティ)、「ウォッチメン」などに加え、名匠リドリー・スコットが製作総指揮、監督を務める「レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星」を配信。アメリカでは、配信開始から2週間でシーズン2の制作が決定するなど、大きな話題となったSF超大作が日本で初配信される。U-NEXTの本多利彦COOは「沢城みゆきさんや小林親弘さん、諏訪部順一さんなどの人気声優を起用した、しっかりとした日本語吹き替え版を制作し、アニメファンが海外ドラマに興味を持つきっかけを作りたい」と意欲を見せる。

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 その他、プロゴルファー、タイガー・ウッズの栄光と挫折を描いたドキュメンタリー「タイガー・ウッズ / 光と影」を日本で初めて独占見放題配信。そのほか、HBOドラマシリーズ「The Nevers(原題)」や、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の「Oslo(原題)」といったコンテンツの独占配信を予定している。

 発表会における質疑応答によると、HBO、HBO Max のオリジナルコンテンツすべてが配信されるのではなく、各作品ごとの契約となり、HBO Max で先日配信がスタートしたザック・スナイダー監督版の『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』についても、現時点では配信の有無について言及はなかった。また、作品の配信は最速ではあるが本国との同時配信ではないとのこと。さらに「ゲーム・オブ・スローンズ」は都度課金でのサービスとなることなども追記された。(磯部正和)

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