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山田杏奈、綿矢りさ「ひらいて」映画化で主演!

活躍が続く山田杏奈
活躍が続く山田杏奈

 芥川賞作家・綿矢りさの小説「ひらいて」が映画化され、山田杏奈が主演を務めることが発表された。今年秋の公開を予定しており、オムニバス映画『21世紀の女の子』にも参加していた新鋭監督の首藤凜がメガホンを取る。

【インタビュー動画】山田杏奈、芝居だけを考えてやっていきたい

 山田が演じるのは、成績優秀、明るくて校内で人気者の高校3年生・木村愛。愛は教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子“たとえ”に高1の時からずっと惹かれていた。彼になかなか近づけず、自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた愛。しかし、彼が誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまい、事態は一変する。

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 『ジオラマボーイ・パノラマガール』『樹海村』など話題作への出演が続いている山田は今作について「愛が自分と他人を壊しながら、もがきながら生きる姿が皆さんにどう映るかとても楽しみです」とコメント。「普段役と共に泣いて、共に喜ぶことを目標にしていますが、今回は愛という人とひたすら戦った撮影期間でした。私は彼女が嫌いですが、彼女を愛さずにはいられませんでした」と撮影を振り返っている。

 首藤監督は「『ひらいて』を初めて読んだ17歳の冬から、この映画を撮るために生きてきました」となみなみならぬ思いを明かす。「静かな戦いのような撮影期間、そうずっとあなたに会いたかったのだと思う瞬間が幾度もありました。歪な彼女たちの青春でもって、世界にはこんなやり方が無数にあるのかもしれないと予感されるように、私の才能と熱のすべてを使います」と力強く語っている。

 「映像にするとどんな風になるか想像もつきませんでした」と話す綿矢は、「脚本を読ませていただき、主人公の激しさの中にある揺らぎや、人に出会って少しずつ変わってゆく様子が描かれていて、感動しました。首藤監督の作り上げられた映像作品を観るのが、とても楽しみです。主演の山田杏奈さんが主人公の体当たりの恋をどのように演じられるのかも、想像が膨らみます」と期待を寄せている。(編集部・海江田宗)

山田杏奈、芝居だけを考えてやっていきたい 映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』インタビュー » 動画の詳細
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