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大阪シネ・ヌーヴォ、6月1日から再開

「シネ・ヌーヴォ」劇場外観
「シネ・ヌーヴォ」劇場外観

 大阪市・九条にある映画館「シネ・ヌーヴォ」が6月1日より営業を再開する。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、4月9日から休館していた本劇場。再開に当たって新型コロナウイルスの感染予防対策を入念に行うとし、当面、座席を1席ずつ空けた隔席、また入場時の混雑を避けるために座席指定に。館内は丁寧な清掃、殺菌などの対応を行っていくほか、新たに空気清浄機を2台設置し、場内の換気を強化する。来場者には以下を呼び掛けている。

・劇場入口にアルコール消毒液を設置しておりますので、必ず手指の消毒をお願いします
・マスクの着用をお願いします。マスクを着用していない方のご入場はお断りいたします
・発熱、咳などの症状がある方は、ご入場をお断りします(体調不良と思われる方は検温させていただき、37.5度以上の場合はお断りさせていただきます)
・チケット発券機をご使用の場合は、ご使用前にアルコール消毒をお願いいたします
・金銭の受け渡しは、釣銭トレイを使用させていただきます
・手洗いや咳エチケットをお願いします 
・ひざ掛けの貸出を当面休止いたします
・ロビーの椅子は撤去しています 入退場時、ロビーが混み合わないよう、チケットをお求めのうえ上映時間に合わせてご来場ください また、間隔を空けてご入場、ご退出ください
・ご退場の際にはゴミはお持ちいただき、必ずゴミ箱にお捨てください
・床などに荷物を置くのを極力控えていただくため、多くのお荷物でのご来場はご遠慮ください
・各回入替時にお座りになった席、共用部分のアルコール消毒を毎回実施したします
・受付に飛沫防止シートを設置しております 
・ご入場の際のチケットのもぎりは休止し、ご呈示のみでご入場いただきます
・スタッフの体調管理・衛生管理を強化すると共に、原則、マスク、手袋の着用を行っております。フェイスシールドを使用する場合もあります 
・場内でのお食事は当面、ご遠慮ください

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 「シネ・ヌーヴォ」は4月9日の休館時に「1か月もの休館は、毎日が自転車操業の私どもには大きな痛手です。それも先が見えない中での選択でしたので、存続を賭けたこれからへの闘いも同時に始まっています。このままでは、全国のミニシアターと共につぶれる可能性もあります」と危機的状況を訴えていた。そんな中、京都みなみ会館の発案をきっかけに京阪神のミニシアター13館の支援プロジェクト「Save our local cinemas」が発足し、「関西劇場応援Tシャツ」を販売がスタート。本プロジェクトで多くの支援が集まり、勇気につながったという。

シネ・ヌーヴォ
劇場内観

 上映作品は休館前に延期となった作品を順次上映していく。予約は、3日前からインターネット・窓口で可(再スタートは5月31日から)。スケジュールは下記の通り。(編集部・石井百合子)

6月1日~
フレディ・M・ムーラー特集「マウンテン・トリロジー」
こおろぎ
エッシャー 視覚の魔術師
音楽

6月6日~
「デニス・ホッパー大会」

6月13日~
追悼・西城秀樹『愛と誠
「若尾文子映画祭」

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