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志村さん事務所、遺族取材・ゆかりの地訪問等の自粛を要望 感染リスク高める

志村けんさん - 2013年撮影
志村けんさん - 2013年撮影

 3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった、志村けんさんの所属事務所イザワオフィスは1日、オフィシャルサイトを通じて、「お別れの会」を執り行うことを発表。感染リスクを高める、ゆかりの場所等への訪問を控えてほしいと呼びかけ、マスコミにも自宅訪問取材等の自粛を求めた。

志村さん、バカ殿姿で「アイーン」【画像】

 「お別れの会」の時期について事務所では「新型コロナウイルスに関連する一連の状況を見極めながら、慎重に判断をする必要がございますので、決定次第、弊社よりご報告をさせていただきます」と説明。また、ファンから寄せられたメッセージに感謝すると共に、多くの人が遺族宅への献花や、ゆかりのある場所に集まっている現状について「ご遺族やファンの皆様に新型コロナウイルス感染症への感染のリスクを高めてしまうことは、ご遺族や弊社としましても、全く望んでいることではございません」と言及し、「お別れの会」で故人を偲んでほしいと呼びかけた。

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 また、マスコミに向けた別の発表では、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、囲み取材や待ち受け取材等で「遺族の健康を危険に晒す行為、ご遺族の負担になる行為、近隣にお住まいの方々へのご不安、ご迷惑になる行為などが、弊社にも報告されております」と明かし、遺族への取材と自宅訪問の自粛を求めた。

 すでに通夜・葬儀については、近親者のみで執り行うと発表されており、「お別れの会」も設けられることから、事務所では「ご遺族のお気持ちが整理されるまでの間、どうかご遺族が、故人をお送りすることを静かに見守っていただきますよう、強くお願いをいたします」としている。(西村重人)

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