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「凪のお暇」初回の反響をまとめ!

写真は「凪のお暇」公式Twitterのスクリーンショット
写真は「凪のお暇」公式Twitterのスクリーンショット - (C)TBS

 黒木華主演のTBS系金曜ドラマ「凪のお暇」(毎週金曜夜10時~)が19日よりスタートとなり、黒木演じる「空気を読んでしまう」主人公、黒木VS高橋一生の演技バトル、中村倫也の人たらしキャラなど、第1話の内容に対し複数のトピックで反響を呼んでいる。(一部ネタバレあり)

【写真】第1話場面写真

 本作は、月刊誌 「Elegance イブ」(秋田書店) で連載中、2017年発売以来累計250万部(1~5巻)を突破するコナリミサトの同名漫画に基づくドラマ。主人公は、家電メーカー勤務の28歳の大島凪(おおしま・なぎ)。「NO」と言えない性格のため、同僚たちとは表面的には「仲良く」しながらも、その実は都合のいい存在として軽んじられている。そんな凪にとって、唯一の心のよりどころが営業部のエースで恋人の我聞慎二(がもん・しんじ/高橋一生)。しかし、彼への信頼が揺らぐ事件が発生したことから、凪を支えていた何かが崩壊し、人生を「リセット」することに。第1話では、新たな人生をスタートするまでのいきさつが描かれた。

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その1:「空気を読む」主人公が共感を誘う

凪のお暇
第2話より。幼いころから天然パーマがコンプレックスのヒロイン、凪(黒木華)(C)TBS

 職場で同僚のミスが発覚し、張り詰めた空気になれば「やったのは自分」と事態の収拾をかってでる。しかし、ミスを犯した当の本人は素知らぬ顔で、凪は常に損な役回りだ。また、ランチで同僚たちから話をふられても、何と答えれば「正解」なのかと考えを巡らせ、本音で話すことができない。そんな凪の姿をもどかしく思いつつも、自身と重ねる視聴者から多くのエールが寄せられている。ちなみに、本作では黒木が原作の通り、アフロのような天然パーマに変身していることも話題だが、15日に行われた試写会イベントでは「異常に髪の毛が伸びるのが早くて、切りに行く時間がないのが悩み」と打ち明けていた。

その2:黒木華VS高橋一生の演技バトル

凪のお暇
第2話より。高橋一生演じる彼氏・慎二のモラハラぶりも話題(C)TBS

 過呼吸で倒れて以来、会社を辞め、彼氏の慎二を含め関わっていたすべての人たちとの連絡も絶ち、逃げるかのように古いアパートに引っ越した凪。慎二は凪と交際していることを職場では隠しており、職場で突然退職した凪に関する話題が上った際にはポーカーフェイスを装いつつも、実はかなりショックを受けている様子。終盤、本来の姿になった凪が慎二に対して本音を爆発させる場面では、対する慎二のモラハラ発言に「怖い」「ホラー」と戦慄する声が続出。しかし、そんな慎二が、酒の力を借りて人知れず凪への思いを打ち明ける場面からは彼の二面性がうかがえ、同情する声も少なくない。なお、高橋は試写会イベントで「1話で『だからナメられてるんだよ』というセリフをドライ(リハーサル)でやったときに、女性スタッフさんが思い切り引いてる『サーッ』という音が本当に聞こえた」と複雑な胸の内を話していた。

その3:「人たらし」なゴンにはまり役の中村倫也

凪のお暇
第2話より。出会う女性をとりこにするモテ男・ゴンを演じるのは中村倫也(C)TBS

 凪が越してきたアパートの隣人は、イベントオーガナイザーをやっているという安良城ゴン(あらしろ・ごん/中村倫也)。彼のベランダには大量のゴーヤが生えているが一向に収穫される気配がなく、凪は気になって仕方がない。腕にはタトゥーがあり、常に女性の影がちらつき、部屋から爆音が聞こえることもしばしばで当初は警戒している凪だが、このゴンという男、見た目と中身のギャップがかなり激しい。誰に対してもオープンで優しくて聞き上手。慎二とは対照的に「受け入れる」「包み込む」姿勢で、凪の心をざわつかせていく。朝ドラ「半分、青い。」ではヒロインが恋に落ちる、ふわっとした雰囲気を持つ魔性のモテ男・まーくんこと朝井正人役が話題になった中村が、タイプの異なる「魔性の男」を好演して「ヤバい」「癒やされる」とときめく女子の悲鳴が相次いでいる。

 26日放送予定の第2話予告編では、「近づいてはダメだ」と自分に言い聞かせつつも凪はゴンとの距離を縮めていく模様。かたや慎二は凪に執着しているようで、彼女から平手打ちをくらうシーンも。「さむ……反吐が出ます」と笑顔で暴言を吐く様子などもあり、タイプの異なるキョーレツな2人の男性に翻弄される凪の修羅場を予感させる。(編集部・石井百合子)

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