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船越英一郎「妻よりも一緒に過ごし、毎日キスしていた」共演者との別れに大号泣!

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柴犬を愛でる船越英一郎
柴犬を愛でる船越英一郎

 8日、日劇PLEXで実話をベースにした感動作、映画『マリと子犬の物語』の初日舞台あいさつが行われ、船越英一郎松本明子高嶋政伸小林麻央宇津井健広田亮平佐々木麻緒、主題歌を歌う平原綾香、そして猪股隆一監督が登壇した。

 主演を務めた船越は「スタッフ、キャスト全員で力を合わせ、何よりマリと新潟の皆さんが情熱を込めてくれた作品」と大熱弁。「お知り合いはもちろん、すれ違う見知らぬ人にも宣伝してください」と作品への思い入れを語った。そんな船越は、壇上で少しソワソワしている柴犬のいち(マリ役)を落ち着かせようと、優しくなでたり、抱きしめたりと愛情たっぷり。その様子に、登壇者だけでなく、映画を観終えたばかりの観客たちも、人間と犬とのきずなを再確認していた。

 この日は映画の初日であったが、船越にとっては、マリを演じた柴犬と過ごす最後の日となった。撮影はもちろん、キャンペーンで全国各地を一緒に旅した“共演者”との別れは、船越にとっても相当悲しい思いがあったようだ。観客を前にした舞台あいさつで、その悲しみをこらえていた船越も、その後マスコミ向けに行われた囲み取材では、急にこみあげるものがあったのか、目から大粒の涙が。「この1か月は妻よりも一緒に過ごしていたし、毎日キスもしてました。これからも山古志の皆さんには頑張ってほしい」と語る船越の言葉からは、人々の心の支えとなったマリへの感謝、そして、被災地復興への願いが伝わった。

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 『マリと子犬の物語』は、2004年の新潟県中越地震で被災した旧山古志村(現長岡市)を舞台に、母犬が3匹の子犬を懸命に守ろうとする姿と、それに励まされる人々を描いた感動作。物語のモデルとなったマリは、今も元気だそうだ。

映画『マリと子犬の物語』は全国東宝系劇場にて全国公開中
オフィシャルサイト mari-movie.jp

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